はじめしゃちょーも「裏切られた気持ちに」YouTuber界隈で相次ぐ“裏方”とのトラブル報告動画…指摘される“身内ノリ”の弊害

 

　YouTuber・はじめしゃちょーが、2月23日にYouTubeチャンネル「はじめしゃちょーの畑」に出演。これまで動画をサポートしてきたメンバーが、動画に出演しなくなった経緯について明かした。

 

　今回、話題に出たのは、長く、はじめしゃちょーの動画にカメラマンとして出演してきたメンバー・けんすけのことだった。このところ出演回数が激減したことから、視聴者から疑問の声が寄せられていたという。

 

　はじめしゃちょーは「1年ほど前に、彼の行動や行為のなかで、我々が不信感を持ってしまって、裏切られたような気持ちになってしまう行動がありまして」と告白。「会社として、信頼関係で成り立っている部分が多いので、我々としては彼に任せられなくなってきていて。動画の出演や、カメラマンをしてもらうことは最近、ほぼなくなっている状況にあります」と明かした。

 

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　詳細については「裏の事情」のため伏せるとしつつ、「一緒に仕事をする仲間として、やってはいけないことがあった」とも語った。

 

「さかのぼれば、けんすけがはじめしゃちょーの後輩として動画に出演し始めたのは、2018年。レギュラーメンバーではなかったものの、明るいキャラが人気を集め、演者としても裏方としても、はじめしゃちょーの動画をサポートしてきました。けんすけがしてしまったことの内容はわかりませんが、長年、いい関係を続けてきただけに、どこかで気が緩んでしまったのかもしれません」（ウェブライター）

 

　YouTuberの裏方が、家族や後輩、友人など、近しい人間たちで固められるのはよくあることだ。裏方が動画に出演し、演者と仲のいいやり取りをかわすことも珍しくない。しかし、こうした“身内ノリ”の弊害なのか、このところ、裏方とのトラブルを報告する動画が相次いでいる。

 

「2024年4月、人気YouTuberのタケヤキ翔さんが、動画にも定期的に出演していた人物から、1300万円の横領被害にあったと明かしていました。相手は酒が原因で、1年かけてタケヤキさんから1300万円を横領し、発覚すると泣きながら謝罪したそうです。しかし、同時期に知人から100万円を借り、飲み歩いていたこともわかったといいます。『俺がいちばん仲よくて、密に、身近にいた存在で、すごく怖くなった』と、かなり親しい人間だったことも明かしました。

 

　同年7月には、スカイピースの動画編集などをおこなっていたスタッフ6人が一斉に脱退し、残業代未払いを告発。スカイピースの2人は未払いを認めて謝罪し、支払う方向で進めていると動画で説明しました。ラファエルさんも同年9月、会社で雇っていたカメラマンスタッフが、約500万円を横領して逃げ出したことを告白しています。

 

　ケースはそれぞれ違えど、大きなお金の動く現場ゆえか、金銭絡みのトラブルが多い印象です。裏方が頻繁に動画に出演していると、トラブルが起きたとき、視聴者へ説明が求められるという手間は、YouTuberならではといえますね」（同前）

 

　人間関係のややこしさは、こんなところにも……。