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【中居トラブル余波】27時間テレビ、お台場トリエンナーレに次いで「レディスクラシック」も中止…注目集める “フジ相談役” の進退
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女性とのトラブルが報じられた中居正広
JLPGA(日本女子プロゴルフ協会)の人気トーナメントの1つである「第43回フジサンケイレディスクラシック」(4月25〜27日)が中止になるという。2月26日、各紙が報じた。JLPGAの公式ホームページには、まだ大会開催の記載はまだあるが、近日中に中止が発表される見込みだという。
1982年から始まった同トーナメントは、コロナ禍で中止となった2020年大会を除き、42年も続いてきた老舗ツアー。国内屈指のコースで、これまでも数々の名勝負が演じられ、女子の国内ツアーを象徴するような大会だった。そのトーナメントが、少なくとも今年は消える。
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また、中止とはならなかったが、3月28日開幕の『アクサレディス』にも大きな影響が。昨年大会までフジテレビが後援に名を連ね、放送も地上波、BS、CSで中継されていたが、今年は後援から外れたため、中継もなくなってしまった(JLPGAの公式ページには、現在のところ放送局の記載なし)。
中止の背景に、中居正広の女性トラブルがあることは間違いない。フジテレビは一度会見したものの、なにも語ろうとしない態度が批判を受け、スポンサーが75社ほど撤退。再度会見をしたが、いまも多くのスポンサーが戻っていない。
同社の港浩一社長が退任するなど、引責も相次ぎ、現在も同社のハラスメントの実態、人権意識、コンプライアンス、企業風土など、さまざまな視点から第三者委員会による調査が続いている。
崖っぷちに追い込まれたフジテレビだが、いまだに沈黙を貫く重鎮もいる。2度にわたった会見で質問が飛び交った、同社相談役の日枝久氏だ。
「同トーナメントでは、最終日、優勝者に日枝氏が優勝トロフィー(七宝焼の大皿)を渡し、白の優勝ブレザーを着させるのが恒例でした。
日枝会長は多忙ですが、どんなに忙しくてもプレゼンターは続けていましたから、それだけ思い入れのあるトーナメントだったのでしょう。それが中居問題で中止となったわけで、身から出たサビとはいえ、忸怩たる思いでしょう。
フジテレビは中居問題の余波で、『大相撲トーナメント』の放送取り止め、『FNS27時間テレビ2025』の放送見送り、『東京お台場トリエンナーレ2025』の中止と、自社関連イベントから次々と撤退を余儀なくされています。
そこに『フジサンケイレディスクラシック』が加わり、9月4日に開幕する国内男子ツアー『フジサンケイクラシック』も中止の可能性が高くなってきたという話が聞こえてきます。“フジテレビショック” の影響は、まだまだ続くでしょうね」(週刊誌記者)
ここまでビッグイベント中止が相次げば、日枝氏の進退が再び取り沙汰されるのも近いかもしれない。