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『水ダウ』実在の学校名出す“いじめ演出”が批判され謝罪…配慮欠如にブーイングの嵐

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記事投稿日:2025.02.26 20:10 最終更新日:2025.02.26 20:11
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
『水ダウ』実在の学校名出す“いじめ演出”が批判され謝罪…配慮欠如にブーイングの嵐

浜田雅功(右)がMCの水ダウはドッキリ企画で人気だ

 

 2月25日、バラエティ番組『水曜日のダウンタウン』(TBS系)の公式Xが更新。2月19日に放送された『ひょうろく人間性最終チェック』と題した企画について謝罪した。

 

「1週間前の放送では、お笑い芸人のひょうろくさんの人間性を見るという主旨での企画でした。いじめを受けているという設定の“ケンタくん”に対してどのような対応をするのかというVTRが放送され、その際に、実在する学校名が挙げられてしまったんです。“いじめ”を題材にしたネガティブな内容であるため、同学校で実際に起きている事実と混同する懸念があると視聴者からクレームが多数寄せられたため、今回の謝罪に至ったといいます」(芸能プロ関係者)

 

 同日、番組公式Xに公開された謝罪文には、

 

「2月19日放送『ひょうろく人間性最終チェック』で、VTR内において実在する学校名を挙げた上で『いじめを題材とした架空の設定』を演出、放送いたしました。放送後、実在する学校およびご関係者様より、『現実と架空の区別が曖味な放送内容で、誤解や偏見が助長される事態を引き起こしかねない』という趣旨のご指摘をいただきました」

 

 

 と経緯を説明。加えて次のように謝罪した。

 

「今回番組で放送した内容は、実在する小学校および児童とは一切関係のない『演出上の架空の設定』でした。実在する小学校の在校生と保護者の皆様方、教員の皆様方、および関係者の皆様方にご不快な思いをさせてしまったことを深くお詫び申し上げます」

 

 これに対してXには、視聴者からのブーイングが殺到。

 

《さすがに卒業生や教員、在校生やこれから入学する子供の親は気分悪いよな》

 

《ホントに先週のは見苦しかったの一言に尽きると思う》

 

《意図したものじゃなかったにせよ関係者からしたら迷惑でしかないので謝罪する以外ないわね》

 

 番組側の配慮のなさが非難されたのだ。

 

『水曜日のダウンタウン』では、これまでもドッキリが数多く放送されているが、その放送内容が物議を醸したのは今回だけではないと前出・芸能プロ関係者は指摘する。

 

「2024年9月には『ロケで習った護身術 翌日暴漢に襲われたら 一応繰り出そうとする説』と題した企画が放送。ぱーてぃーちゃんの信子さん、あぁ〜しらきさん、きしたかのの高野正成さんがターゲットにされました。偽ロケで護身術を習ったあと、3人それぞれが帰りの道端で背後から男に襲われる演出があったのですが、まさに“犯罪”をテーマとしたドッキリであるとして、内容に批判が殺到したんです」

 

 こうした物議をかもす内容は、同番組の演出を務める藤井健太郎氏の意向が強いとされている。

 

「藤井さんは、これまでも数々のお笑い番組を手がけ、今やテレビ界の大スターです。ただ、彼がAmazonプライム・ビデオのバラエティ番組『KILLAH KUTS』でおこなった企画『麻酔ダイイングメッセージ』では、麻酔をお笑いの道具として使ったことに対し、日本麻酔科学会が『断じて容認できるものではない』と大激怒したこともあります。

 

 このように、度々限度を超えた演出が問題になっているものの、面白い番組作りは根強く支持されています。この先も攻めた企画をつくり続けるつもりでしょう。ただ、番組制作には多くの人が関与しているので、内容の注意書きなど演出方法について周囲が助言するべきでしょう」(前出・芸能プロ関係者)

 

 どこまでなら世間が笑って許してくれるのか……。

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