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池脇千鶴、24年ぶり朝ドラ出演は「母親役」清純派女優からの転身に驚き、“老け込みメイク”もいとわぬ“女優魂”
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朝ドラに出演する池脇千鶴(写真・時事通信)
2月26日、2025年度後期のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』の追加キャストが公表され、池脇千鶴が出演することがわかった。
「池脇さんが朝ドラに出演するのは、ヒロインを務めた『ほんまもん』(2004年)以来、24年ぶりです。本人も『20数年ぶりの朝ドラ。体力がもつのか心配です(笑)』と、撮影期間中は多忙を極める朝ドラ出演に、笑いながら心配の気持ちを吐露していましたが、『テレビの前のみなさんも、毎朝楽しみに観ていただけるよう精いっぱいフミを生きようと思います。どうぞよろしくおねがいいたします!』と意気込みを語っていました」(芸能プロ関係者)
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池脇の出演が発表されると、Xではファンからの喜びとともに、母親役に抜擢されたことへ驚きの声が湧きあがった。
《天使みたいな高校生役から、お母さん役へと時代の流れを感じますね》
《驚いたのは池脇千鶴さんが朝ドラヒロインのお母さん役で登場する時代になったことだね》
《池脇千鶴がお母さん役!そんな世代なんか......》
約四半世紀ぶりの出演で、年月の経過に驚く視聴者も多かったようだ。
「池脇さんは、1997年に放送されていオーディション番組『ASAYAN』(テレビ東京系)の企画で第8代リハウスガールに選ばれ、芸能界デビューを果たします。当時、14歳でした。その後『大阪物語』で映画デビューし、高校生役を演じましたが、同作品で数々の新人賞を受賞。一躍、有名女優の名を駆け上がったのです。まさに清純派女優としてピュアなイメージが強かった彼女ですから、母親役を演じる年齢となったことに、多くの人が驚くのも無理はありません」(前出・芸能プロ関係者)
その年月の経過は、池脇が最近、出演したドラマでも垣間見えていたと、前出の芸能プロ関係者は続ける。
「池脇さんは2月、ドラマ『秘密〜THE TOP SECRET〜』(フジテレビ系)で、中年女性の役を演じたんです。役作りのためにあえて太り、“老け込みメイク”で役に挑んだとのことです。その“演じること”への徹底ぶりは、視聴者を驚かせていました」
「生涯現役女優」を公言している池脇。年を重ねることすらも、女優としての武器となっているようだ。
「池脇さんは『物語にちゃんと溶け込んで、そこで生きたいというのはずっと変わらない目標』として、作品のなかで『この子、浮いているな』と思われるのは絶対にイヤだ、と語っていたことがあります。そんなブレない芯が、ストイックな役作りにもつながっているのでしょう。43歳となったいま、彼女の新たなフェーズに突入したのかもしれません」(同前)
朝ドラでは、彼女のどんな女優魂が見られるのか期待したい。