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木村拓哉、timelesz新メンバーをフルネームで紹介“事務所の大黒柱”が見せた「候補生から後輩へ」の“熱さ”

木村拓哉
3月2日、木村拓哉の冠ラジオ番組『木村拓哉 Flow』(JFN)が放送された。そのなかで、新メンバーが加わったアイドルグループ「timelesz(タイムレス)」に言及し、注目を集めている。
約10カ月間のオーディション企画「timelesz project」を経て、2月15日に新メンバー5人の加入を発表し、timeleszは8人グループになった。木村も、このオーディションに“縁”があった。
「木村さんは、2月7日にNetflixで配信された『timelesz PROJECT-AUDITION-』のepisode15に出演したのです。候補生はもちろん、timeleszの古参メンバーで審査員も務めた菊池風磨さん、佐藤勝利さん、松島聡さんにも伝えていなかったようで、会場は驚きに包まれました。練習に励む候補生のため、ステーキやハンバーグが有名な人気店『ミート矢澤』の弁当も差し入れ、木村さんの粋な気遣いがSNSで話題になりました」(芸能記者)
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今回のラジオ番組では、リスナーからの質問をきっかけに、timeleszに関する話題になった。木村は「timeleszの新メンバー、5人、決定したということで。寺西拓人、原嘉孝、橋本将生、猪俣周杜(しゅうと)、篠塚大輝。この新しい5人が、もともといたtimeleszの3人に加わり、どうフォーメーションを作るのか楽しみだと、僕は思う」と、新メンバー5人の名前を読み上げた。
さらに「今後、一緒に同じ方向を見て踏みしめていくうちに、気持ちのずれとか、テンションのずれとか出てきてしまうシチュエーションはあるかもしれない。でも、そこをバックれることなく、思ったことは言い合える、新生timeleszで突き進んで行ってほしい」と、アドバイス。
後輩に熱いメッセージを送った木村だが、Xでは
《木村くん本当優しいよね timelesz一人一人フルネームで呼んであげてるわ》
《キムタクの接し方、タイプロに訪れた時は“3人と候補生では差を作らない・候補生は候補生で後輩でない“だけどそこからラジオではフルネームを挙げてグループの向き合い方話してRtP流して、最高のPRしてくれたキムタク大先輩大感謝》
《拓哉が新メンバー5人のこと呼び捨てで紹介してるの胸熱だ...タイプロ訪問時は候補生のみんなには敬語だったけどもう事務所の後輩だもんね》
など、新メンバーをフルネームで呼んだことに注目する声が見受けられた。オーディションに訪れた際と、今回のラジオでの後輩への“接し方”には、違いがあったようだ。
「オーディションの際、木村さんはひと回り近く年下の候補生に対して敬語を使い、終始、低姿勢といった感じでした。一方、ラジオで5人の名前を読みあげた際は、全員、呼び捨てでした。まだメンバー入りしていないうちは、年下であっても“社外”の人間として接し、timelesz加入後は、正式に自分の後輩になったことで、呼び方を変えたのかもしれません。ささいな変化ですが、木村さんに“受け入れられた”と喜ぶリスナーも多かったのだと思われます」(前出・芸能記者)
木村は1987年に旧ジャニーズ事務所に入所し、2016年までSMAPのメンバーとして活動。グループ解散後も、ソロで俳優、歌手として活躍している。2025年で芸歴38年を数えるが、事務所の後輩に対する“距離感”に、変化が見られるという。
「以前の木村さんは、KAT-TUNの亀梨和也さんやKis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔さんらとプライベートで交流はあったものの、あまり事務所の後輩と深くかかわるタイプではありませんでした。同じSMAPでも、中居正広さんがフランクに後輩と接し、仕事の相談などを受けていたのとは対照的でした。ある意味、事務所内でも“孤高の存在”を貫いていたという見方もできます。
それが、2024年12月には、Snow Manのバラエティ番組『それSnow Manにやらせて下さい』(TBS系)に出演して仕事のアドバイスをしたり、2025年1月にtimeleszの古参メンバー3人を自身のラジオ番組に招くなど、後輩と接する場が増えています。
長らく、旧ジャニーズ事務所の“長男”といわれた近藤真彦さんは事務所を離れ、その後を継ぐと思われた東山紀之さんも、2023年に芸能界を引退しました。木村さんが実質的に、現在のSTARTO ENTERTAINMENT所属タレントのトップになっています。事務所の大黒柱としての自覚が芽生えているのかもしれません」(同前)
後輩との交流で“キムタクイズム”も受け継がれるか。