エンタメ・アイドルエンタメ・アイドル

マツコ・デラックスに「フジテレビ問題」の意外な余波 男性間の“じゃれあい”への誤解警戒し「イケメン共演NG」へ

エンタメ・アイドル
記事投稿日:2025.03.05 14:21 最終更新日:2025.03.05 15:38
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
マツコ・デラックスに「フジテレビ問題」の意外な余波 男性間の“じゃれあい”への誤解警戒し「イケメン共演NG」へ

 

 

 中居正広の女性トラブルに端を発した一連のフジテレビ騒動は、ほかのテレビ局、番組にも波及しつつある。

 

 フジテレビでは、女性アナウンサーや若手の女性社員が、有名タレントや芸能プロ関係者、スポンサーなどの飲み会に“業務命令”で出席させられる“上納”システムが存在するとされ、大きな批判を集めた。

 

「さらに、この問題を加速させたのが、元フジテレビアナウンサーの長谷川豊氏です。長谷川氏は、フジ社員として『情報プレゼンター とくダネ!』に出演していた時代のことを暴露したんです。

 

 番組でコメンテーターをしていた映画評論家のおすぎさんと、フジテレビの先輩にあたる元アナウンサーの笠井信輔さん、佐々木恭子アナウンサーと会食。食事が終わると、おすぎさんがトイレへ向かい、その間に笠井さんと佐々木さんがスッと消えたそうです。

 

 エレベーターのなかで、おすぎさんと2人きりになった長谷川さんは、濃厚な“ベロチュー”をされ、先輩2人に“上納”されたと主張したのです。一方、告発された笠井さんは、ブログを更新し《これまでおすぎさんと食事をした記憶はありません》と完全否定しています」

 

 

 しかし、長谷川氏の暴露は止まらない。弁護士である福永活也氏のYouTubeチャンネルに登場した長谷川氏は、そこでも“被害”を語ったのだ。

 

「過去にマツコ・デラックスさんから膝の上に座るよう促された後に、『家が近いですねって話をしながら、ずっと乳首をピンピンピンピンされていました』と明かしました。ただ、長谷川さんは別に“被害”だと感じているわけではなく『これただの笑い話ですからね。僕はマツコさんに、あの気持ちいいんでやめてくださいって否定しましたので』などと語り、自身はセクハラ被害を訴えているわけではないと強調していました。」

 

 長谷川氏の話が事実かどうかは別として、誤解を生みかねない“じゃれあい”に、テレビマンは頭を悩ませているという。

 

「マツコさんは、たしかにイケメンが大好き。カメラがまわっている最中でも、お気に入りの出演者に対して下ネタ全開のセクハラ発言はもちろん、直接、体にタッチすることもあります。もちろん、こうした行為は、関係者同士が了承していれば、“キャラクター”や“ユーモア”として許されるでしょう。実際、これまでも被害を訴える声は出ていないわけですから、問題ないわけです。

 

 ただ、テレビ各局ではいま、こうしたトラブルに神経をとがらせています。一部のテレビ番組の企画会議では『下手にイケメンと絡ませるのはやめよう』と話しています。あくまでテレビ局サイドが炎上を避ける目的なので、“共演NG”を本人は知らないでしょうが……」(テレビ局関係者)

 

 マツコは以前より「テレビがつまらなくなったのは自業自得」といった嘆きを発している。局の“自粛”によって、持ち味を発揮しにくい状態になっているというわけだ。

 

「ひと昔前は、男性MCやお笑い芸人が若い女性アイドルやモデルに対して、見た目をいじるような言動で笑いを取っていた時代がありました。もちろん、いじられた側も“おいしく”なることが大前提。しかし、時代の流れのなかで消えていきました。同じことは、同性の間でも気にかけなければいけないということですね」(同前)

 

“進歩”なのか、“キャンセル”なのか、議論はつきない――。

続きを見る
12

今、あなたにおすすめの記事

エンタメ・アイドル一覧をもっと見る