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中町綾、2度めの謝罪動画で『CanCam』降板発表「YouTube以外は自粛」宣言も…再起の可能性はいまだ不透明

モデルとしても活動していた中町綾(写真・時事通信)
3月4日、YouTuber「中町兄妹」が、実に3週間ぶりにYouTube公式チャンネルを更新、《今後の活動について》と題する謝罪動画を投稿した。兄妹で活動を続けるYouTuberとして、兄の中町JPと、妹の中町綾の掛け合いが人気を呼んでいたが、埼玉・八潮市の道路陥没事故をめぐる発言が大炎上した。
2月2日公開の動画で、綾はこんな発言をしたのだ。
「でっかいトラックが通るときは一緒に走らないようにしようと思ったり。マジで日々どう生きるかを常に学んでる。で、(自分が)秒で死んだらおもろいよね」
事故にあったトラック運転手の人命を軽視しているとの批判が多数寄せられたため、動画は削除、謝罪動画も公開した。しかし、その謝罪動画にも「投げ銭機能」がついていたり、服装が場にそぐわないなどと物議をかもした。こうした経緯によって、特に綾の関わる広告案件などが次々と消滅していった。
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以来、3週間にわたり沈黙を続けてきた兄弟が、改めて謝罪動画を公開したわけだ。
動画では、「ニュースの見出しだけで軽率な発言をしてしまって、なにも知らずに動画で話してしまったことが本当によくなかったと思います。ただ、被害者の方を笑ったわけではありません」と謝罪。
兄のJPも「自分たちの意識の低さ、世間とのずれ、モラルのなさが本当に原因だったと思います。今後はチームの対策として、外部から人間を入れ、動画チェックすることに決めました」と再発防止策をとることも発表した。
さらに動画内で、綾が、昨年8月から専属モデルを務めていたファッション誌『CanCam』について「雑誌のほうも継続せずに終了しました」と発表。公式サイトのモデル一覧からも削除された。今後はYouTube以外の仕事は自粛し、原点に立ち戻るという。
「登録者数170万超の人気でしたが、現在は169万人と1万人以上の減少。炎上規模のわりには意外と減っていない気もしますが、変化を見せていかないと視聴者の目も厳しくなる。さらなる減少を防ぐためにも、対応策を明示したのでしょう」(ネット系メディア記者)
騒動以前は若者のカリスマ的な存在だったが、問題発言を経て、風向きは大きく変わってしまったようだ。とはいえ、今回の “やり直し謝罪” に、同情論も見える。本人らが言うように「軽率な発言」だったことは間違いないが、Xにはこんな投稿も。
《中町綾ちゃん勿体無いね、がんばれー!》
《中町綾ファンではないがスポンサー切られるほどのことは彼女自体はしてない気がする》
《中町綾ちゃん擁護できない部分はあるにしてもかわいそうすぎる。メンタル大丈夫かなあ》
もちろん、批判の声がやんだわけではない。今後、復活できるかどうかは、いまだ不透明だ。
「初心を取り戻し、面白くて炎上しない動画コンテンツをアップして、汚名返上できるかどうかにかかっているでしょうね。外部チェックが入ることで動画アップまでの手数が増えるので、更新頻度が減る可能性もあります。正念場ですね」(同)
中町兄妹は再起できるのか――。