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広瀬すず 新作映画で岡田将生に“バックハグ”の激しい濡れ場 本格派女優として開花も…挨拶直後に即移動の多忙ぶり【写真あり】

舞台挨拶後に会場を後にする広瀬すず
「惚れたら、女は体ごと惚れるのよ」
ある女優はそう口にすると、男を背後から激しく抱きしめてーー。
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2月22日、東京・日本橋でおこなわれたのは、映画『ゆきてかへらぬ』の舞台挨拶だ。赤と黒の妖艶なドレスで登場したのは、女優の広瀬すずである。
「広瀬さんは、大正から昭和にかけて活躍した女優・長谷川泰子を主演を演じました。天才詩人・中原中也を木戸大聖さん、そして文芸評論家・小林秀雄を岡田将生さんが演じています。いずれも実在した人物で、泰子を取り巻く奇妙な三角関係が描かれています。ふたりの男を虜にさせた泰子の艶やかな振る舞いや、感情のままに生きる様、そして大正時代の和洋折衷のモダンな衣装が見どころです。
とくに、広瀬さんの演技が光っていたのは、同棲している小林を床へ誘うために、後ろから抱きしめて冒頭のセリフを言うシーン。その後ふたりは激しく求め合うのですが、彼女の声色や温度感は、実在した泰子のイメージ像を膨らますものでした」(映画誌ライター)
舞台挨拶後、ドレスの上にグレーのパーカーを羽織りあわただしい様子で送迎車に乗り込む広瀬の姿をキャッチ。映画で見せたベリーショートカットから一変、現在放送中のドラマの役柄である、肩につくくらいの黒髪を揺らしながら現れた広瀬。そんな彼女には、期待度抜群の作品が4月にも公開されるという。
「坂元裕二さんが脚本を務める映画『片思い世界』が4月4日に公開されるんです。広瀬さんをはじめ、杉咲花さん、清原果耶さんの実力派女優3名がトリプル主演を務めることで注目を集めていることもありますが、『花束みたいな恋をした』で坂元さんとタッグを組んだ土井裕泰監督との再コラボに、演出・脚本にも期待されていますね。
撮影は2023年の春ごろにスタートしました。現代の東京の片隅の古民家でともに暮らす3人の日々や、それぞれが抱える片思いを丁寧に描いた作品ですが、撮影前には主演女優3名で食事に行ったようですよ。撮影中もカメラが回っていないところでも常にくっついていて、セリフの読み合わせや、他愛もない話をしていましたね。役柄を超えた関係を築いているようです(制作会社関係者)
“大正時代の女優”から“令和の女性”まで、世代を超えた広瀬の演技には、映画界で称賛の声が集まっている。
「清純派のイメージが強い広瀬さんですが、『ゆきてかへらぬ』のように激しい濡れ場にも挑戦するなど、やはり女優として本格派の道を歩んでいますよ。広瀬さんといえば、業界の中では2016年の映画『怒り』に出演し、一気に格をあげたイメージです。その時も米軍に乱暴を受けるシーンがあったのですが、見ているこちらの心が痛むほど、広瀬さんの演技は迫真でした。
現在、ドラマ『クジャクのダンス、誰が見た?』(TBS系)で主演を務めており、夏にも映画が2本公開されるなど、尋常でないペースで作品に出演し続けている広瀬さん。やはり気になるのは多忙すぎるというところです。ドラマはまだしも、映画は作品によって精神的肉体的にとてつもない負荷がかかることもある。体を壊さないが心配です」(映画ライター)
売れっコはやっぱり忙しい。