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【おむすび】汚名払拭のラストチャンス?コロナ禍突入で「逃げない姿勢」は吉か凶か

NHK朝ドラ『おむすび』で主演を務める橋本環奈
橋本環奈主演のNHK朝ドラ『おむすび』の「次週予告」が話題となっている。
3月7日に放送された第110話は、「令和2年2月、衝撃的なニュースが」というナレーションが入り、横浜港の大型クルーズ船で新型コロナウイルスの感染が確認されたというテレビの映像を不安そうに見つめる結(橋本)ーーというラストシーン。その直後に、第23週(3月10日〜)「離れとってもつながっとうけん」の予告が流れた。
防護服で働く医療スタッフや、苦しむ患者。結もマスクを着けて院内で働いている。医療従事者であるため、娘の花とはしばらく離れて暮らすことにーーという20秒の予告映像だった。
朝ドラでは、2021年5月から10月に放送された『おかえりモネ』で、コロナ禍が描かれている。ただ、扱われたのは最終週の数回だけで、ヒロインとの恋人の医師がコロナ禍を乗り越え、2年半後に再会するというもの。それに対して『おむすび』では、ヒロインが病院の管理栄養士で、病院を舞台に正面からコロナ禍が描かれることになる。
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この次回予告について、Xでは
《管理栄養士という医療従事者を主人公にしてコロナ禍を描くにあたって このドラマがどういう切り口を持ってくるのか楽しみ》
《おむすびでコロナ禍をやってくれるのいいと思う。あの頃、医療従事者の方たちの悲痛なツイートをたくさん見た。自由に行動できない一般人も大変ではあったけど、医療従事者の方の大変さはそんなものの比じゃないものだったと思う。毎日が戦場だったろうなと思う。今こそ知られるべき》
など、期待の声が高まっている。
「朝ドラ歴代最低視聴率となることはほぼ確実で、批判的な意見も多い今作ですが、コロナ禍をどう描くのかは、大きく注目されるでしょう。過酷な現場で医療従事者たちがいかに戦い抜いたのか。しっかりと描ききることができれば、ネガティブな声もなくなるかもしれません。逆に、これまでのようにナレーション頼りで表面だけをさらうような形であれば、ますます“浅ドラ”と言われてしまうでしょう」(芸能記者)
Xではほかにも
《おむすび始まった頃はコロナ禍まで描くだなんて想像もしてなかったよ。ギャルというだけで失笑して離脱した人たち本当にもったいないよ》
《最後は管理栄養士として、医療従事者として、母として家族の一員として、コロナ禍を耐えぬくヒロインを描くんだ。これが現代朝ドラの新境地だ…!》
《がっつりコロナやるんだ、ほとんどのドラマがコロナのない世界線でやってるのに逃げない姿勢、尊敬する 。さすがだよ#朝ドラおむすび》
との声が。『おむすび』は残り3週。まさに、一発逆転のラストチャンスだ。