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橋本環奈『おむすび』母親役も「親子シーン」乏しく視聴者モヤモヤ…“絆”に疑問殺到

『おむすび』ヒロインの橋本環奈
橋本環奈がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説『おむすび』の最終話が近づいている。今後の展開が注視されるが、作中の“ある場面”に違和感を覚える視聴者が多いようだ。
橋本演じる元ギャルで、管理栄養士のヒロイン・米田結は、大阪の病院で患者の栄養状態を分析し、医師に提案する「NST(栄養サポートメンバー)」として、日々汗を流している。今作は管理栄養士がメインテーマだが、橋本が初の母親役を演じる点も見どころのひとつだ。
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「平成元年生まれのヒロインの結は30歳で、夫の四ツ木翔也(佐野勇斗)との間に生まれた、8歳の娘の花(宮崎莉里沙)と3人で暮らしています。花はサッカー好きで、地元のサッカーチームでは背番号11番のフォワードを務める腕前。母親譲りの明るく活発な性格です」(芸能記者)
3月5日の放送回では、花がシュートミスをしたことで練習試合で敗れて、意気消沈して帰宅する。10歳以下の女子サッカー大阪代表に選ばれた花は、結果を出せないことに焦りを抱く。
そんな娘に対して、結は「次がんばろう」「花は花のためにサッカーをやるべき」と励ますが、反発されてしまう。ヒロインが子育ての難しさを実感するシーンだったが、Xでは親子のやりとりに関して、
《家族(親)の繋がりはめっちゃ丁寧に描きたいの伝わってくるけど、家族(娘)の繋がりもっとどうにかならんかってモヤモヤする》
《結から花ちゃんに対して愛情を一切感じない》
《花ちゃんと主人公は親子だよ…ね?なんで主人公は花ちゃんに話聞く時に側に寄り添うことをせず椅子に座ったんだろうか…》
《結と花親子の空気が感じられないのなんなんだろう》
など、違和感を覚える視聴者が続出。かねて作中での“親子シーン”の少なさに疑問を持たれているようだ。
「今回の母と娘の2人のやりとりでは、ソファーに座って落ち込んでいる様子の花に対して、結は隣に座らず、少し離れた場所から話を聞いていたのです。これまでも橋本さんが娘を抱っこしたり、寄り添って話す場面は少なかった印象です。反対に父親の翔也は、花の横に座って一緒に遊んだり、楽しそうにサッカーの話をするシーンがたくさんあります。
他方、これまで結と花の関係が悪くなるような場面が描かれたわけでもないので、距離のある親子に見える人も多いのでしょう」(前出・芸能記者)
高校1年生からスタートした『おむすび』は、ヒロインの進学、結婚、出産、就職など、さまざまな環境の変化を描いてきた。ただ、変わらない部分もあるという。
「ヒロインの学生時代の友人やギャル仲間は、髪色や服装が落ち着くなど外見に変化があり、時間の流れが感じられます。しかし、結は30歳で8歳の娘がいる設定ですが、高校時代と外見に大きな変化が少ない印象です。そのため、橋本さんに関して、たびたび『母親に見えない』という指摘がなされていました。
朝ドラで、ヒロインが子育てに悩む場面は見どころのひとつですが、“変わらなすぎる母親”の外見や、子役とかかわるシーンが少ないことで、今ひとつ視聴者から共感を得られないのかもしれません」(前出・芸能記者)
7日の放送回で物語は2020年2月に突入し、新型コロナウイルスに関するニュースが流れる場面があった。今後コロナ禍を描くと思われるが、母と娘の“親子シーン”は増えるのだろうかーー。