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妻夫木聡、次期朝ドラ『あんぱん』に出演決定…共演するヒロイン役・今田美桜との “意外な共通点” とは

妻夫木聡と『あんぱん』ヒロインの今田美桜
3月10日、東京・渋谷のNHKホールで、3月31日に放送が始まるNHK連続テレビ小説『あんぱん』のプレトークショーがおこなわれた。
『あんぱん』は、アンパンマン作者の漫画家・やなせたかしとその妻・小松暢(のぶ)をモデルとした作品で、女優の今田美桜が漫画家・柳井嵩(やない・たかし)の妻、朝田のぶ役でヒロインを務める。
この日のイベントには今田のほか、柳井嵩役の北村匠海、のぶの妹・朝田蘭子役の河合優実、同じくのぶの妹・朝田メイコ役の原菜乃華、嵩の弟・柳井千尋役の中沢元紀、風来坊のパン職人・屋村草吉役の阿部サダヲが登壇。
終盤には俳優の妻夫木聡が登壇し、柳井嵩が所属する陸軍の上等兵役でレギュラー出演することがサプライズで発表された。
「ジャンボ宝くじ」のCMで、妻夫木の妹役を演じている今田は、「某CMでずっとお兄ちゃんとして接しているので、すごく不思議な感じですけど、妻夫木さんが出演されると聞いて、とってもうれしくて、これからお兄ちゃんとは違う姿が見られるかなって楽しみです」と話した。
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芸能記者がこう言う。
「妻夫木さんは、俳優としては1998年にデビューし、2001年の映画『ウォーターボーイズ』で初主演し、ブレイクしました。2009年にはNHK大河ドラマ『天地人』の直江兼続役で初主演するなど、俳優としての実績を積んできましたが、今回が初めての朝ドラ出演となります。
イベントでは『念願かなってようやく(朝ドラに)出演できることに喜びを感じております』と述べ、感慨ひとしおだったようです。今田さんとは兄妹役でCM共演していますが、2人にはほかにも共通点があるんです」
妻夫木は福岡県柳川市で生まれ、小学2年生のころまで同市に住んでいた。父親の転勤にともない、横浜市に転居したのだが、地元では、今も妻夫木の存在を感じさせる場面がある。
「柳川観光の名物として川下り(お堀めぐり)がありますが、ある場所に来ると船頭さんが『こちらの小学校は、妻夫木聡さんが通っていた小学校です』と紹介され、観光コースの一部になっています」(地元住民)
じつは、今田も柳川市と接点がある。
「今田さんは福岡市で生まれ育った生粋の『博多っ子』ですが、2016年、18歳のときに柳川市をPRするために結成された3人組ご当地アイドル『SAGEMON GIRLS(さげもんガールズ)』に加入しました。“さげもん” とは、柳川雛祭りで彩られる吊るし雛のことです。
今田さんはそれまで柳川市に縁がなかったため、市についてみずから勉強し、仕事に臨んだようです。そして、1年後、このご当地アイドルのポスターを見た東京の事務所関係者が今田さんをスカウトし、今につながっていることから、今田さんにとっても思い入れが深い場所でしょう」(同)
朝ドラの舞台ではないものの、柳川市民も『あんぱん』から目が離せなさそうだ。