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中島知子、地上波ゴールデン復活の陰で元相方は「レギュラーがほしい」切実な告白

「オセロ」時代の中島知子(左)と松嶋尚美
3月10日、お笑いコンビ「南海キャンディーズ」の山里亮太とフリーアナウンサーの石井亮次がMCを務めるバラエティ番組『天真爛漫! あのスターのマエとアト』(TBS系)が放送された。かつて、一世を風靡した著名人が紹介されるなか、番組に出演した元「オセロ」の中島知子が注目を浴びている。
同番組は、さまざまなスターの華やかな時代を“マエ”、転身後を“アト”として、現在の様子を紹介するもの。
「子役として活躍した小林星蘭さんや、1994年のドラマ『人間・失格~たとえばぼくが死んだら』(TBS系)で注目された黒田勇樹さん、さらには2020年の楽曲『香水』が大ブレイクしたシンガーソングライターの瑛人さんらの近況が紹介されました。中島さんは、大久保佳代子さんや平成ノブシコブシの吉村崇さんらとスタジオ出演し、トークに花を咲かせていました」(芸能記者)
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さまざまなスターの近況が明かされるなか、Xでは、スタジオで笑顔を見せていた中島の名を挙げるポストも並んでいる。
《オセロ中島さんこの時間帯に久々見たなあ》
《普通にテレビ出ててびっくり!》
中島は1993年に、松嶋尚美とともにお笑いコンビ「オセロ」を結成。高いトーク力で多くのバラエティ番組で引っ張りだこになった。
また、2005年のドラマ『ルームシェア』(NHK)で主演を務め、同年のNHK大河ドラマ『義経』に出演するなど、女優としても頭角を現わしたが、テレビから姿を消した時期もあった。
「2011年に中島さんと当時の所属事務所が音信不通になったとされ、体調不良を理由に無期限活動休止しました。テレビ出演がなくなるなか、2013年に事務所との専属契約解除とオセロのコンビ解散が発表されたのです。
2018年に大分県に生活拠点を移し、2021年の『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)に16年ぶりに出演すると、SNSなどで話題になりました。
現在は大分で4本のレギュラー番組を抱えながら、『有吉ゼミ』(日本テレビ系)や『酒のツマミになる話』(フジテレビ系)、『相席食堂』(朝日放送)などのバラエティ番組に顔を見せるようになっています」(前出・芸能記者)
冒頭の特番は夜7時からのゴールデンタイムに放送されたため、中島の姿は多くの視聴者の目に触れることとなった。“洗脳騒動”から復帰の兆しを見せる中島とは対照的に、元相方の影は薄くなっているという。
「松嶋さんは、バラエティ番組『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)や情報番組『バイキングMORE』(フジテレビ系)、『スッキリ!!』(日本テレビ系)など、一時期は8本のレギュラー番組を抱えていました。しかし、現在は情報番組『王様のブランチ』(TBS系)の姉妹番組である『プチブランチ』のミニコーナーのみ。中島さんが騒動で露出を減らすなかで最前線で活躍していただけに、存在感を失った印象はぬぐえません。
一方、中島さんは大分での活動が中心ですが、持ち前のトーク力もあり、今回の特番のように地上波ゴールデンのバラエティ番組に呼ばれる機会が増えています。
松嶋さんは2024年12月のバラエティ番組『マルコポロリ!』(カンテレ系)に出演した際、『レギュラー番組がほしい』と切実な悩みを打ち明けていました。コンビの解散、中島さんの騒動を経て、2人の仕事量が逆転しつつあります」(前出・芸能記者)
コンビ名である「オセロ」は、中島が黒、松嶋が白とそれぞれのイメージに由来するそうだ。オセロの石のように2人の活躍が再び拮抗する日はくるかーー。