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【おむすび】“コロナまみれ” トレンド入りも…「マスクなし看護師」「誰もいない街」不自然描写に疑問の声

NHK朝ドラ『おむすび』に復帰した主演・橋本環奈
3月13日、Xで「コロナまみれ」がトレンド入りした。この日放送されたNHK朝ドラ『おむすび』に出てきた言葉だ。
2020年、新型コロナウイルスの感染が広がり、結(橋本環奈)が働く病院でもコロナ患者の受け入れが始まる。がんの手術をした父への感染を避けるため、結は夫の翔也(佐野優斗)と娘の花と離れて生活することを決める。
ある夜、翔也が結のもとを訪れ、花が学校で「お前の母親は病院で働いているから、コロナまみれだろう。お前も学校に来るな」と言われたことを告げるーーという話が展開した。
Xには
《「朝ドラおむすび」観て思い出したけど、コロナ禍の時に『お前コロナまみれだから近寄るな』って言われた子供や医療従事者の方がいたよね。あの時の言葉を思い出すと、当時の社会がどれだけピリピリしてたか分かる…》
《「コロナまみれ」。医療従事者やその家族に対して吐かれた暴言。視聴者の中にもこういうこと言っていた人達、たくさんいたんだろうな、って思いながら見た》
などの反響が多数見られる。
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コロナ禍の病院や街、家族を描いている今週の『おむすび』。Xでは朝ドラでコロナ禍を扱うことに《こんな話早くやめてほしい》《朝ドラでコロナ禍を描く意義は十分にあると思う》などと賛否両論となっているが、なかにはこんなツッコミも。
《休憩室に居る人、マスクしてない人がいたり、「休職させてください」って言って、引き継ぎも何もなくその場で帰るとか、こういうところが杜撰なんだよなぁ…》
《無人の街中も逆にリアリティがない。緊急事態宣言下とはいえ買い物はしなければならなかったし、リモート出来ないのは医療従事者だけじゃないよ》
「13日放送回では、看護師が『小学生の子どもが2人いるが、学校が休みになって昼ご飯を食べさせないといけないので休職させてください』と言い出し、そのまま帰ってしまうというシーンがありました。病院内なのにマスクをしていない看護師もいたのは、確かに疑問。
また、結が誰もいない街の中をただひとり歩いて出勤するシーンもありました。コロナ禍とはいえ、大阪のスクランブル交差点にひとりしかおらず、車もないのはさすがに不自然でした」(テレビウオッチャー)
まだ記憶に新しいことだけに、細かい描写が気になるということかもしれないが……。