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timeleszで相次ぐ新メンバーへの「一般人」呼ばわりに集まる同情 いまや“エース”目黒蓮も中途加入で浴びた“古参ファン”の洗礼

新生timelesz(写真・菊池風磨のInstagramより)
2月15日にアイドルグループ「timelesz(タイムレス)」が、8人での活動をスタートして1カ月が経つ。テレビでの露出も増えているが、新メンバーに厳しい反応が寄せられている。
timeleszは、前身となるグループ「Sexy Zone」メンバーの菊池風磨、佐藤勝利、松島聡に、Netflixで配信されたオーディション番組『timelesz project -AUDITION-』を勝ち抜いた、寺西拓人、原嘉孝、橋本将生、猪俣周杜、篠塚大輝の5人が新たに加入。
ただ、新メンバーをめぐって物議を醸す事態が続いている。
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「3月9日に投稿された、STARTO ENTERTAINMENT(以下、STARTO社)の面々によるYouTubeチャンネル『よにのちゃんねる』の動画でのことです。出演する嵐の二宮和也さん、Hey! Say! JUMPの山田涼介さん、そして菊池さんが、この冬、やりたい企画をフリップに書く内容だったのですが、そこで菊池さんは『timeleszを(よにのちゃんねるの動画に)出させてほしい』と書きました。
菊池さんとしては、timeleszの大事な時期でもあるため、新メンバーのお披露目をしたかったのだと思われますが、あっさりと山田さんから『ごめん無理』と断られ、さらには一部のファンから『よにのに一般人を出さないで』と拒否反応を示す声があがってしまったんです。
また3月11日には、Snow Manの渡辺翔太さんがファンクラブ向けの有料会員制ブログで、timelesz新メンバーの橋本さんと撮影した写真を投稿したところ、やはり『一般人との写真を載せるな』と批判される事態に。
いずれも、新メンバーを“一般人”と呼び、山田さんや渡辺さんなどSTARTO社の所属タレントと交流することにクレームをつける人が見受けられたのです」(芸能記者)
ただ、新体制がスタートして1カ月が経とうとしており、新メンバーを“一般人”扱いすることに対して、Xではファン同士の議論が活発化している。
《timelesz加入組はもう一般人じゃないから別にジャニタレと写真撮っても良くない?後輩が先輩に挨拶しに行く感じのと同じじゃないの?》
《一般人だ一般人だって騒いでるのはちょっとよくわからん、もう所属したんだから一般人じゃねぇだろどう考えても》
《募集してたから応募した、一生懸命頑張ってデビュー勝ち取った、彼らは何も悪くないのに》
《芸能界入ったんだからもう一般人じゃなくない?違うの???》
新メンバーに同情する向きも増えてきている。加入組に厳しい反応が寄せられる背景に関して、前出の芸能記者はこう説明する。
「寺西さんと原さんが、ジュニアでの活動を経てオーディションを受けたのに対して、猪俣さんは塗装業、篠塚さんは現役の一橋大学の学生と、たしかに少し前まで“一般人”でした。
旧ジャニーズ事務所時代から、ジュニアでの下積み期間を経て、CDデビューするのが恒例ですが、200人以上とされるジュニアのなかからデビューできるのは、ほんのひと握り。10年以上、ジュニアで活動しても、日の目を見ないタレントも多くいました。
一方、timeleszの新メンバーは、1万人以上の応募から選考を勝ち抜いているとはいえ、下積み期間がないまま、ほかのジュニアを差し置いて、すでにデビューしたグループに加わったため、納得できないファンもいるのだと思われます」
timelesz同様、いまでは国民的人気を誇るSTARTO社の9人組アイドルグループ「Snow Man」も、新たなメンバーを迎えた経緯がある。
当初、岩本照(ひかる)、深澤辰哉、渡辺翔太、阿部亮平、佐久間大介、宮舘涼太の6人で活動していたが、2019年に目黒蓮、向井康二、ラウールの3人が新たに加わり、翌2020年にCDデビューした。このとき加入組となった3人にも、古参ファンから厳しい洗礼を受けた過去があるという。
「2019年に上演された『滝沢歌舞伎ZERO』で、9人体制のお披露目となったのですが、ポスターに写っていた目黒さんら加入組の顔写真に、爪でバツ印がつけられるという事件が起きたのです。メンバー加入に納得できない古参ファンがやったのではないかと、当時、SNSで波紋を呼びました。
いまでこそ、目黒さんはSnow Manはもちろん、STARTO社の“エース”と言っても過言ではないほど高い人気を誇りますが、そんな苦しい時期もあったのです。
Sexy Zoneは、2011年から菊池さんら3人と、中島健人さん(2024年3月に脱退)、マリウス葉さん(2022年に芸能界を引退)の5人で10年以上、活動してきた経緯があります。長年、応援してきたファンのなかには、timeleszのメンバーの変化を、まだ受け入れられない人も少なくないのでしょう」(同前)
timeleszが“Sexy Zone時代”を塗り替えるのには、まだ時間がかかりそうだ。