
11月公開の映画『TOKYOタクシー』への出演が決まっている木村拓哉。
最近は、撮影現場での様子をInstagramで公開することも多く、注目を集めている。すっかりお馴染みになってきた木村のInstagramだが、じつは “快挙” を成し遂げているようだ。
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木村は、2020年5月にInstagramの公式アカウントを開設。まもなく5年を迎えようとしている。
「新型コロナウイルスで自粛が続くなか、新たなコミュニケーションツールとして開設しました。今でこそ、STARTO ENTERTAINMENT(以下、STARTO社)所属タレントでInstagramを利用する人は多いですが、当時はまだアカウントを持つ人が少なかったんです。
木村さんは、仕事先での様子や愛犬を散歩する写真など、ほぼ毎日更新しています」(芸能記者)
3月14日時点で、木村のInstagramのフォロワー数は約420万人となっている(以下、フォロワー数は同日付けのもの)。この数字は、事務所内でも群を抜いているようだ。
「近年、STARTO社のなかでも高い人気を誇る『Snow Man』の目黒蓮さんは約287万人、『King & Prince』の永瀬廉さんは約253万人、『Hey! Say! JUMP』の山田涼介さんが約252万人で、彼らが上位に位置しています。いずれも高い数字ですが、木村さんのフォロワー数には及んでいないのです」(前出・芸能記者)
STARTO社で2番めにフォロワーが多い目黒は、3月13日に投稿した自身のInstagramに、イタリアのファッションブランド「FENDI」をまとった写真を投稿した。近年、目黒のような使い方をするタレントは多いという。
「目黒さんは2024年2月にFENDIのジャパンブランドアンバサダーに就任し、アンバサダーとして、Instagramにそのブランドを身につけた投稿をしています。
もちろん、目黒さんの人気の高さもありますが、有名なブランドのアンバサダーを務めると、フォロワーの増加につながりやすいんです。その点、木村さんはこうした使い方はせず、いわゆる “日常の一コマ” に関する投稿が非常に多い印象です」(ファッションライター)
目黒や永瀬がInstagramを更新すると、1000件を超えるコメントがつくなど、反響の大きさがうかがえる。タレントが身近に感じられるInstagramだが、木村は違いが見受けられる。
「241万人のフォロワーを抱える『timelesz』の菊池風磨さんは、ストーリーズの質問箱機能を使って、ファンから寄せられた質問に回答するのが好評です。一方、木村さんはこうした機能はほとんど使わず、コメント欄も開放していません。
2024年8月に初めてインスタライブをおこないましたが、ほかのSTARTO社タレントに比べて、ファンと交流する場がほとんどないのです。
Instagramを開設する時期が早かった事情もあるとはいえ、ファンとの交流がなくても独走状態なのは、やはり木村さんの知名度の高さや根強い人気が大きいのでしょう」(前出・芸能記者)
2023年9月、旧ジャニーズ事務所の故・ジャニー喜多川氏の性加害問題をめぐる会見後、木村は自身のInstagramに敬礼をした自撮り写真に「Show must go on!」というジャニー氏のモットーを投稿し、 大きな批判が集まった。
それでも、SNSでの “キムタク神話” は途切れなさそうだ。