エンタメ・アイドル
フジ女子アナ・大量退社続々「不安でしかない」若手有望アナが語っていた上層部への不満…取り返しつかない人材育成

英語が堪能なフジテレビの岸本理沙アナ
フジテレビからまたひとり、女子アナが退社するようだーー。
3月8日、『文春オンライン』でフジテレビの看板女性アナウンサー2名の退社が報じられた。その2日後、Instagramで退社発表をしたのは、9年間『めざましテレビ』と『めざまし8』でメインキャスターを務めてきた永島優美アナと、『ワイドナショー』などに出演している椿原慶子アナだ。
「フジテレビは、2024年12月に元SMAP・中居正広と女性のトラブルが報じられ、2度にわたり記者会見を開きましたが、トヨタや日本生命をはじめ、大手企業のスポンサー離れは止められず、いまだ厳しい立場に置かれています。そんな渦中での退社報道に、育休中の永島アナは、
【関連記事:“電撃降板”生島ヒロシの後釜「元フジ女子アナ」に寄せられる“ダブル5時生活”への心配…離婚後は「小学生の娘」の子育ても】
《数年前から会社にも自分のありたい姿や挑戦したいことについて相談をしておりましたが、昨年10月に決意し、退職の準備を進めてまいりました》
と中居問題との関係性を否定するような文章を発表しましたが、産後復帰した場合に、よくも悪くも“かつてのフジテレビ”でなくなっていることは間違いないでしょう。こうしたさまざまな状況を勘案したうえで、退社の道を選んだはずです」(芸能記者)
“報道畑”のエースとして活躍してきたふたりの電撃退社報道から約1週間後、『文春オンライン』は入社3年めの岸本理沙アナの退社も報じた。『めざまし8』や『ぽかぽか』を中心に、キャスターとして注目されていた有望若手アナにまで、退社ラッシュの波が押し寄せたというわけだ。記事によると、フリーアナウンサーにはならずに、異業種に転身するという。
「岸本アナは、1月23日におこなわれた中居問題についての社員向け説明会に参加すると、翌日に放送された『めざまし8』では『不安でしかない説明会だった』と苦言を呈しています。
さらに、同月27日におこなわれる予定であった、オープン形式の記者会見については『そこで信頼回復ができるのかどうかというところが不安』と、いち社員として率直な気持ちを述べたことで話題となりました。
そんな彼女の予想が的中したように、27日の記者会見は異例の10時間超えを見せたものの、スポンサー離れは止められない結果となっています。そんな組織の体制にますます今後の不安を抱いたのではないでしょうか。幼少期をアメリカで過ごした岸本アナは、海外との仕事への志望も強いと聞きます。得意の英語力を活かせる仕事につくのでしょう。
フジテレビは、第三者委員会の提言について3月末を目処におこなうと表明していますが、いまだ詳しい日程は明かされていません。通常ですと28日の定例会見の日が濃厚ですが、そもそも社員への聞き取り調査を含めると間に合うかどうか疑問視されています。そんな同局に、今後の不安を抱く若手社員が退社を決断するのは無理はないでしょう。
このままだと、アナウンサー不足に悩まされることになるかもしれません。そもそも、アナウンサーを社内で育成するのにはそれなりのコストが必要です。今から急に採用することもできないので、コストはかかりますがフリーアナウンサーに頼る必要も出てくるかもしれませんね」(芸能記者)
中居問題の余波は今後も続きそうだ。