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芦田愛菜 高級ドレス&60万円ピアスの艶やかな姿に絶賛の声 子役イメージからの脱却に大成功

黒の高級ドレスに身を包んだ芦田愛菜(写真・日本アカデミー賞公式Xより)
全体を包み込むブラックの細身のシルエットには、首元にあしらわれたリボンが煌めいている。その上品なオーラを惹き立たせているのは、耳元を揺らすパールのイヤリングだ。かつて子役としてお茶の間を和ませた女の子は、いまや洗練された大人の女性となっていたーー。
3月14日、東京・グランドプリンスホテル新高輪でおこなわれた国内映画祭の最高峰「日本アカデミー賞」。最優秀作品賞には、私財を投げ売って映画作りに没頭した安田淳一監督の『侍タイムスリッパー』が受賞して下剋上を見せた。最優秀主演男優賞は『正体』の横浜流星、最優秀主演女優賞には『あんのこと』の河合優実が名を連ね、日本映画において新たな歴史を記録した。
「映画祭では、日本屈指の女優たちの艶やかなドレスにも注目が集まりますが、そのなかでも特段目を引いたのが、最優秀助演女優賞にノミネートされた芦田愛菜さんです。彼女は、体の細胞の役割をコミカルに描く『はたらく細胞』での、高校生の漆崎日胡(にこ)役の演技が評価されました。
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他の受賞者の清原果耶さんや土屋太鳳さん、山田杏奈さんらと登場しましたが、体のシルエットに沿ったデザインとノースリーブのドレスが一際目立っていましたね」(芸能記者)
それが冒頭のシーンだ。スタイリストは彼女のファッションをこう評価する。
「一見、シンプルに見えるドレスですが、首元に少し余裕を持たせながら、胸元にかけてボリュームを出していることで、より華奢に見える計算されたデザインです。『GIORGIO ARMANI』の数十万円する高級ドレスですね。華やかさをプラスしているイヤリングは、音符のようなデザインが特徴の『TASAKI』の『バランス ノート ダイヤモンド パヴェ イヤリング』。値段は約59万円と、アカデミー賞にふさわしい高級アクサセリーです。ドレスのリボン部分がラメを使用しているので、ネックレスを付けずに、イヤリングのみで明るさを足しているのが洗練されたように感じるのでしょう」
芦田といえば、2010年『Mother』(日本テレビ系)や2011年『マルモのおきて』(フジテレビ系)に出演すると“可愛すぎる子役”として一躍有名となった。日本アカデミー賞に登壇するのも、20歳にして2度めとなった。
「芦田さんは6歳のときに『ゴースト もういちど抱きしめたい』にて『新人俳優賞』を受賞しています。子役らしい愛嬌と清楚さを武器に掴んだ役柄の他にも、多くのCMにも引っ張りだこでした。現在は清楚なイメージは保ちつつも、20歳を迎え世界的高級ブランド『DIOR』のブランドイメージを務めるなど、子役から大人の女性へイメージ転換に成功しています。
今回のドレスもその一例になるでしょう。今後は別の世界的ブランドのアンバサダーも期待できそうです」
“国民の娘”は立派に育っていた。