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がん治療から復帰したペナルティ・ワッキー、ダウンタウン・松本人志を困らせたわけ

3月13日放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に、お笑いコンビ「ペナルティ」のワッキーさん、ヒデさんが初出演。ワッキーさんは2020年に中咽頭がんと診断され、治療から復帰までの経緯を語っていました。
ワッキーさんから病気の報告を受けたヒデさんは「返す言葉がなくて、最後に一言だけ『待ってるから』。ただ待ってるっていうのもプレッシャーだなと思って『ゆっくり休めよ。治せよ』」と思いを伝えました。ワッキーさんは「その『待ってるから』という言葉がすごくうれしくて励みにもなりましたし、『帰らなきゃな』と強く思いました」と当時を振り返っていました。
筆者は以前、がんを患ったワッキーさんを支えてくれた周りの方々たちについて、お話をお聞きしました。
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「品川庄司の庄司(智春)が長渕剛さんのモノマネをして僕を励ます曲を歌っている動画を送ってくれて……庄司の応援メッセージって心に響くんですよ。
僕が病気を発表したすぐ後に、Twitterでも『俺が知ってるワッキーさんは強い。めちゃくちゃ強い。だから圧倒的に勝って帰ってくるよ。マジで』って応援してくれて。心に刺さったな~あれは」
復帰1発目のお仕事はペナルティのYouTubeチャンネル。10カ月間ワッキーさんと会っていないヒデさんが、なにも知らずに会議室で打合せをしていると、いきなりワッキーさんが入っていくというドッキリ企画でした。
「最初は『久しぶり。待たせてごめんね』という気持ちぐらいだったんですよ。そしたらクールで人前でもなかなか泣かないヒデさんが後ろを向いてずっと号泣してるから、こっちももらい泣きしてしまいましたよ。
ヒデさんは泣き顔も見せたくないから、その場にいるのが耐えられなかったんでしょうね。部屋から出てトイレに駆け込んでましたから」
仕事復帰時はダウンタウン・松本人志さんにあたたかい言葉をかけていただいたと言います。
「番組の収録で松本さんと会ったんですよ。それで本番前に楽屋にあいさつに行ったら、松本さんが僕の顔を見て『よかったな~。以前と全然変わらへんやん』と言ってくださって。
松本さんが、僕とヒデさんの再会ドッキリのYouTubeを見てくれたって言うから、僕めっちゃイタイんですけど松本さんに『それ見て泣きました?』って聞いちゃったんですよ。そしたらあの松本さんが困ってモゴモゴしてました(笑)」
みなさんの支えもあり、みごと復活したワッキーさん。病気前には出演できなかった『徹子の部屋』に出演できたのは、喜びもひとしおだったのではないでしょうか。