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ドラマ『ホットスポット』最終回、55分遅れで「野球延長」トレンド入り…“幼少期”を懐かしむ声も

ドラマ『ホットスポット』の脚本を手掛けたバカリズム
3月16日に最終回を迎えた人気ドラマ『ホットスポット』(日本テレビ系)。最終回をリアルタイム視聴すべく、テレビの前に陣取った視聴者の目の前に映し出されたのは“野球延長”の文字だった。
19時から放送されていたMLB開幕戦プレシーズンゲームが延長となったため、開始が55分遅れの23時25分に変更されたのだ。
ドラマの脚本家であるバカリズムは、事前にXでこんなポストをしていた。
《今日は「ホットスポット」最終話です。22時30分から日テレ系です。野球が延長したら遅れるかもしれませんが、必ずリアルタイムで観て下さい》
約1時間遅れの放送を受け、Xのトレンドには“野球延長”がランクインする事態に。録画メディアやTVerなどの配信メディアが発達した今も、ドラマをリアタイ視聴したいという視聴者は多い。彼らの声がトレンドに反映されたのだろう。
Xでは、野球延長への怒りが見られる一方、こんな声も……。
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《そうそう、野球中継が延長になると、その後の番組の開始時間が後ろにスライドしちゃうんだよね。これって昭和ではあるあるだったかもですが、令和ではレアだね》
《昭和生まれのわたしたちは野球延長なんて慣れてたはずなのに…すっかり令和に染まっちまったな》
《親父がビール飲みながら巨人戦みてる横で、ドリフを見たかった幼少期思い出すわ》
かつてプロ野球が人気を誇り、シーズン中は中継の延長がしばしばおこなわれていた世代には、懐かしい気分になった人もいたようだ。また、野球延長がほぼなくなった時代に生まれた人は珍しく感じたに違いない。
リアタイ視聴を楽しみにしていた視聴者には気の毒だが、世代で異なる反応が見られるのは興味深い。