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映画『正体』日本アカデミー賞最多受賞で亀梨和也主演のドラマ版に再注目

映画『正体』で最優秀主演男優賞を受賞した横浜流星
3月14日、第48回日本アカデミー賞の授賞式が東京・グランドプリンスホテル新高輪国際館パミールで行われた。数々のノミネート作品の中から、映画『正体』が最多12部門13受賞と最多受賞となり話題となった。
「俳優・横浜流星さん主演の『正体』は、2024年11月から公開され、週末興行収入ランキングで初登場1位を獲得。公開から3日間(11月29日~12月1日)で興行収入2億円を突破し、劇場動員数は約16万人を記録する大ヒットとなりました」(映画誌ライター)
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横浜流星、吉岡里帆、SixTONES・森本慎太郎、山田杏奈、山田孝之ら豪華俳優陣が出演する同作は、横浜の最優秀主演男優賞を皮切りに、多くの賞をかっさらった。
そして今、映画にとどまらず前身となった“ドラマ版“も再注目されている。日本アカデミー賞後、Xにはこんな声が並ぶ。
《亀梨くんのWOWOWドラマ版も尺の関係でもっとじっくり描かれていて良かったんだよねー》
《今話題の正体をこれから見る方で時間のある方はぜひ原作小説を読んで下さい(泣くけど)そのまま梨君のドラマ正体でじっくり深く映像体験を!(感動で泣きます)》
《亀梨くんにも何か賞ちょうだい。亀梨くんの「正体」ももっと評価してほしい。本当に素晴らしいから》
ドラマ版ではKAT-TUNの亀梨和也が主演を務めている。
「ドラマ版『正体』は、2022年3月から4月までWOWOWで全4話が放送されました。亀梨さんにとって、WOWOWでの連続ドラマに出演するのは初めてでした。『一重瞼』にする特殊メイクを施し、その衝撃的なビジュアルは、監督や共演陣も亀梨さん本人と気づかなかったほど入念に作り込まれたといいます。シリアスな場面での渾身の演技が光った亀梨さんは高く評価されました」(前出・映画誌ライター)
ドラマを手がけた中田秀夫監督は、映画『事故物件 恐い間取り』(2020)でも亀梨とタッグを組んでおり、亀梨の役に対する姿勢に感銘を受けたという。その信頼関係から生み出された本作は、視聴者の心に強い印象を残したようだ。
「映画は、2020年頃から藤井道人監督のもと、横浜流星さん主演で映画を作ろうと企画が立ち上がったといいます。その過程でのドラマ版の制作。亀梨さんの熱演が、映画の大ヒットの一因になったのかもしれません」(前出・映画誌ライター)
『正体』という作品はファンの心を総なめしたようだ。