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「アニソンの大御所」ささきいさおが活動休止に…82歳の高齢に「働きすぎ」心配の声も

シルヴェスター・スタローンの吹き替えなどを務めるささき(写真・時事通信)
3月17日、歌手で俳優のささきいさおが公式サイトを更新。1月中旬から1週間、入院していたことを明かした。その後、表記に誤りがあったとして18日に所属事務所から改めての詳細発表がなされた。
《緊急入院する羽目になってしまいました。 病名は、間質性肺炎急性増悪。何とも恐ろしい病名です》とコメントしたささき。2月末に退院したものの、その後も自宅療養を続けていたという。さらに《詳しい状況はお知らせできないのですが、少なくとも4月いっぱいは仕事はさし控えるように、病院から言われています。今から考えれば、生きていられるのが不思議に思えます》と、一時は命も危なかった様子も伺える。
「アニメ『宇宙戦艦ヤマト』や『銀河鉄道999』の主題歌などで知られるささきさんも、82歳のご高齢です。その低く勇壮な歌声は健在ですが、ささきさんのコメントによれば、今もなお予断を許さない状況が伺えます。無理をしないで治療に専念してもらいたいところです」(芸能担当記者)
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ネット上では、彼を応援する声も目立つ。ささきと同じく歌手で声優であるタレントの中川翔子も、《ささきいさお様の回復を祈っております。どうか穏やかにゆっくり、身体が回復されますように》心配のコメントを発表した。
一方、ファンからは“働き過ぎ”と、多忙ぶりを指摘する声もあがっている。Xでは、こんな投稿が散見された。
《配信ドラマの『タルサ・キング』でスタローンの吹替のお仕事もあったし、それとコンサートだって全国を回っていただろうから体も疲労困憊だったのではないかと気がする》
《ささきいさおさんも80を超えるご高齢、肺関係だとお仕事柄にも懸念あるだろうし、ご高齢の方にはリスクの高い病気だから、とにかく治療に専念してお元気になって欲しい……》
《ささき御大も、82歳なのねぇ…どうぞ、ご無理なさいませんよう》
今回の活動休止を受け、4月5日に予定されていた「第二十二回・長良グループ 夜桜演歌まつり~熱唱 春の祭典スペシャル~ 都内23区・23年をかけて……」への出演は見合わせが発表されている。
80歳を超えてなお全国を飛び回る生活を続けていたささき。唯一無二の歌声を持つ、日本を代表するアニソン歌手のレジェンドは、コメントの最後をこう締めくくった。
《病院で治療に当たられた先生方や、看護の当たられた皆さんの、何とか命だけは・・・という祈りが天に届いたとしか思えません。与えられた命を大切にしていこうと努力している毎日です》
ぜひとも、またあの力強い歌声を聞かせて欲しい。