
KinKi Kidsの堂本剛と堂本光一
3月14日から31日まで、堂本光一と堂本剛による人気デュオ「KinKi Kids」(以下、キンキ)のベストアルバム『39 Very much』の予約申し込みがおこなわれている。期待も高まるなか、ファンにとっては懐が寒くなりかねない事態が起きている。
1997年にCDデビューしたキンキは、2025年でデビュー28周年を迎える。7月21日に発売されるベストアルバムは、ファンにとって特別な意味がある。
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「キンキは1月1日にデュオ名を『DOMOTO』に改名することを発表しました。改名後に活動するタイミングは、キンキのベストアルバム発売以降とされています。つまり、このアルバムがキンキ名義で出す最後の作品となるのです」(スポーツ紙記者)
発売日となる7月21日は、キンキのデビューシングル『硝子の少年』がリリースされたのと同じ日。記念すべき日に発売される “ラストアルバム” は、光一と剛のこだわりが感じられるようだ。
「キンキの39曲が収録された4枚のCDと、2025年1月に実施した東京ドーム公演の様子が収録されたDVD・Blu-Ray、オリジナルグッズがセットになり、3万7290円となります。1人あたり2点までの購入制限があります。申し込み期間であっても、予約数に達したら受付を終了する場合があるため、申し込むファンが多いですね」(芸能記者)
28年間、活動してきたキンキの思いがこもったアルバムを求めるファンは多い。ただ、Xでは、
《最後のアルバム欲しいって思ったけど金額が可愛くなさすぎて断念…》
《KinKi名義最後のベストアルバム、高すぎて買えない》
《気軽に買うには高いなぁ…》
《フャミクラ行ったら値段見て横転した》
など、「3万7290円」という高価格に戦々恐々とする声が聞こえている。4万円近いアルバムに、なかなか手が出ないファンもいるようだ。
「2017年にデビュー20周年を記念したキンキのベストアルバム『The BEST』は、3枚のCDやBlu-rayディスクなどがついた初回盤が8140円でした。今回は、ドーム公演の模様が収録されたDVDやグッズなどの特典が豊富とはいえ、4倍以上の価格になっています。
また、一般販売されず、ファミクラストア限定となるため、入手の難しさを感じる人もいるのでしょう」(前出・芸能記者)
ベストアルバムをリリース後、「DOMOTO」として新たなスタートを切ると思われる。今後のデュオを応援するファンにとって、さらに懐が寒くなる可能性もあるという。
「キンキは2024年4月末でファンクラブが閉鎖し、光一さん、剛さんそれぞれのファンクラブに入る形となりました。年会費はともに6600円です。1月1日にデュオの改名を発表すると同時に、DOMOTOのファンクラブサイトがプレオープンしました。
現在はプレオープンで会費は無料ですが、本格的にデュオが始動すれば、会費が発生する可能性もあります。そうなれば、キンキファンにとって、4万円近いアルバムに続く負担になると思われます。“ご祝儀” 的に、それだけの金額を払っても2人を応援したいファンはもちろん多いのでしょうが……」(前出・芸能記者)
光一と剛の “愛のかたまり” が詰まったベストアルバムには、特別な価値があるはずだーー。