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星野源、ファンが邪推するNHKと「蜜月」の終焉…『おげんさん』突然の最終回と『紅白』で見せた“笑顔なし騒動”の関係性

『紅白歌合戦』の曲目を変更した星野源
3月18日、星野源の音楽番組『おげんさんといっしょ ファイナル』(NHK総合)が、3月27日に放送されることが発表された。
『おげんさんといっしょ』シリーズは高い人気を誇っていたが“最終回”が突然告知され、動揺が広がっている。
星野扮する『おげんさん』とその家族を中心にしたコント調の演出が特徴の同番組。ほかにもトークと楽曲演奏が披露され、出演者らが音楽について語り合うことでも知られている。
「ゆるい雰囲気ながら、緻密に練られた演奏と星野さんの音楽トークが好評です。2017年にスタートすると、夜11時と遅い時間帯の放送にもかかわらず、Xでは『おげんさん』のハッシュタグ付きの投稿が30万件を超える高い反響がありました。1〜2年に1回という頻度で、これまでに全6回放送されましたが、次回以降は制作しないということでしょう」(芸能記者)
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27日の『ファイナル』には、宮野真守や高畑充希、三浦大知、松重豊といったお馴染みの「おげんさんファミリー」が集結する。
人気番組の終了は衝撃を与えたが、なかでもXでは、
《紅白の一件でもしかしたらと思ってた事が案の定になってしまったか》
《紅白で色々あったからなぁ、などと邪推してしまう》
《あの紅白の表情見てると、星野源さんとNHKの関係は良くないのかも?》
《紅白後に星野源サイドとNHKの関係が歪なものになっていたりはしなかったのだろうか?》
といった具合いに、これまでの星野とNHKの“蜜月”の終わりを予想するファンの声が多いのだ。
投稿にあるように、2024年の『第75回NHK紅白歌合戦』では星野の出演をめぐってちょっとした騒動があったためだ。
「当初、星野さんは2013年にリリースされた楽曲『地獄でなぜ悪い』を披露する予定でしたが、2022年に立て続けに性加害疑惑が報じられた、映画監督の園子温氏の同名映画の主題歌だったため、SNSで批判が殺到。
結局、直前で2010年の『ばらばら』を披露する形に変更になりました。本番中、星野さんの表情は終始硬く、歌唱前に10秒以上沈黙し、パフォーマンス後も笑顔を見せなかったのです。
星野さんは『地獄でなぜ悪い』を自身の闘病についての曲だと主張する声明も出しており、NHKから要請された直前の曲目変更に思うところがあったのではないかと、ファンから心配する声もあがっていました」(前出・芸能記者)
“笑顔なし騒動”から3カ月後に『おげんさん』の終了が明らかになり、一連の騒動と結び付ける人がいるのは無理もないだろう。
「『おげんさん』が始まって8年になりますが、月に1回など、決められた時期に放送するのではなく、不定期に星野さんをはじめとする出演者が集まる“ゆるさ”が特徴的でした。そのため番組を終わらせなくても、出演者の無理のない範囲で継続することもできたはず。はっきりと『最終回』と告知されることに違和感を覚えます」(同)
『ファイナル』放送後は、NHK BSで『後夜祭』と題した打ち上げも放送され、計3時間超の生企画となる。最後は、星野の“笑顔”のパフォーマンスを期待したい。