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『御上先生』最終話、裁判シーン&新聞記事にちりばめられた“小ネタ”にSNSでドラマファン大喜び!

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記事投稿日:2025.03.24 19:50 最終更新日:2025.03.24 21:22
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
『御上先生』最終話、裁判シーン&新聞記事にちりばめられた“小ネタ”にSNSでドラマファン大喜び!

日曜劇場『御上先生』には松坂桃李(右)、吉岡里帆らが出演した

 

 3月23日、日曜劇場『御上先生』(TBS系)が最終回を迎えた。同局の看板ドラマ枠で初主演に挑んだのは、俳優・松坂桃李である。

 

 

「松坂さんが演じるのは、東大卒で文部科学省のエリート官僚・御上孝。『官僚派遣制度』を通して教育現場に出向が命じられた彼は、私立進学校の3年生担任となり“教育再生”を目指すーーという学園ドラマです

 

 初回放送の平均世帯視聴率は12.2%(ビデリサーチ調べ、関東地区)を記録し、同じ日曜劇場のヒット作『VIVANT』を超えるロケットスタートを切ったことで話題となりました。29名の生徒役には、2025年後期のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』で主演を務める女優の髙石あかりさんや、窪塚洋介さんの息子で俳優の窪塚愛流さん、そして今注目の若手俳優、奥平大兼さんなど、次世代のスターたちが集まっていました」(芸能記者)

 

 25分拡大して放送された最終回では、御上が教師として派遣された「隣徳学院」と霞が関、そして永田町の癒着を暴き、子どもたちの未来を守るという使命を果たす様子が描かれている。X上ではドラマがトレンド入りし、松坂と副担任を演じた吉岡里帆を絶賛する声のほかに、出演していない「長谷川博己」と「北村匠海」の名前も散見された。

 

《御上先生の最後ら辺のシーン、よく見たら長谷川博己と北村匠海みたいなのが座ってて草》

 

《まさかのアンチヒーローと御上先生の世界がコラボ!?長谷川博己さんに似てる明墨と北村匠海さんに似てる赤峰が弁護人とは その並びだと堀田さんも紫ノ宮に見えてしまう》

 

《御上先生のワンシーンでアンチヒーローの長谷川博己と北村匠海がいたぞ》

 

 最終回では、国家公務員採用総合職試験の会場で殺人事件を起こした真山弓弦(堀田真由)が、裁判を受ける様子が流れた。彼女の弁護側の席には、2024年4月期、同じ日曜劇場で放送された『アンチヒーロー』の主人公・弁護士の明墨正樹を演じた長谷川博己と、若手弁護士・赤峰柊斗を演じた北村匠海そっくりの人物が座っていたのだ。

 

「堀田さんは、『アンチヒーロー』で同じ事務所の弁護士役を演じています。要するに『アンチヒーロー』の世界と『御上先生』の世界をうまくクロスさせた、憎い演出というわけです。さらに“サプライズ”はこれだけではなく、文科省との癒着を報じた新聞記事の隣には『住宅街にクジャク出没』というタイトルの記事が掲載されていました。これは、3月28日に最終回を迎える、広瀬すずさん主演のドラマ『クジャクのダンス、誰が見た?』(TBS系)の宣伝も兼ねてのことでしょう。TBSドラマのファンに向けた“小ネタ”が、多く使われていたのです」(制作会社関係者)

 

 しっかり観ていないと気づけない演出だが、そこには“バズる”狙いがあるという。

 

「気づいたら、つい言いたくなるのがファンの心情。制作側としては、演出を見つけたファンがSNSに投稿し、X上でドラマ作品の名前がトレンド入る、という狙いがあると思います。実際、いまは視聴率だけでなく、どれほどネットで話題になったか、動画が再生されたか、という点も、ドラマの成否を決める要因になっていますから」(芸能ジャーナリスト)

 

 それでもファンはまんまと乗せられてしまう、うまい演出だ。

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