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【ファン落胆】KAT-TUN解散前のイベントはオンライン配信のみ…寂しすぎる最後に透けて見える“急遽解散”の裏事情

脱退を報じられたKAT-TUN・亀梨和也
3月22日、STARTO ENTERTAINMENT所属の男性アイドルグループKAT-TUNがデビュー19年を迎えた。それにあわせて、3月31日にはファンクラブの会員限定で生配信「Thanks to Hyphen 2025」をおこなうことが明らかになった。KAT-TUNは3月末での解散を明言しているため、最後のイベントとなる。
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内容は《KAT-TUNゆかりの場所から配信予定》と告知されており、ファンの間ではデビュー前にライブを行った東京ドームからおこなわれるのではと取り沙汰されている。
ファンにとっては見逃せない配信となりそうだが、X上では落胆の声も聞かれる。
《最後に配信なんだろうか。現場はないんかな?hyphenと手を繋いで「We are KAT-TUN」したいんだけど。叶わないんかなぁ、、、》
《KAT-TUNとhyphenが直接会える場所を用意すると思ってたよ…??ねぇ、会えるよね?配信だけで終わらないよね?みんなで最後We are KAT-TUN!やろうよ》
こうした声が聞かれる理由をスポーツ紙記者が解説する。
「KAT-TUNの解散が発表されたのは2月12日です。事務所の公式サイトでは《3月31日に解散はいたしますが、メンバーの希望により、近い将来ファンの皆様とお会いできる場所を作るべく、現在調整をしております。詳細が決まり次第、すぐにファンの皆様へご報告させていただきます。》と告知がなされていました。ファンはライブを期待していたようですが、3月に入っても詳細が明らかにならず、デビュー記念日に生配信が明らかになりました」
KAT-TUNが示した《お会いできる場所》が生配信であったことに落胆するファンが相次いでいるようだ。だが、ライブの実現は難しかっただろうと指摘するのは芸能プロ関係者だ。
「KAT-TUNは2023年に全国アリーナツアーを行っていますが、2024年8月には中丸雄一さんの女子大生とのホテル密会不倫が『週刊文春』に報じられ芸能活動を休止。翌2025年1月にスピード復帰を果たすも、その直後に解散発表がなされました。
いままでのライブツアーの規模から想定すると客席1万人以上の会場が必要。それを短期間で押さえるのは困難です。さらにはライブ公演内容の練り直し、リハーサル、グッズ制作なども必要です。解散発表から1カ月強でそんな大規模なライブを準備するのは難しいでしょう。
裏を返せば、やはり解散にむけて水面下でじっくりと調整していたわけではなく、急遽解散を決めたということなのでしょうね。個別のメンバーの活動事情もあるでしょうが、せっかくなら計画を練ってほしかったですよね。ファンの気持ちとして、最後に解散ライブをやってほしいという気持ちはよくわかります。たとえば、解散した後でもいいので、記念ライブをおこなうという手法もあるはずです。19年間応援し続けてきたファンにとってはさびしすぎる最後です」
この先“ビッグサプライズ”があるといいが……。