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ウッチャンナンチャン、久々の“コンビ写真”にファン歓喜…“不仲説”から共演急増、内村が予言していた「還暦でコンビ番組」

「ウッチャンナンチャン」の内村光良
2010年代以降、コンビでの出演がめっきり減り、もっぱらそれぞれがピンとしての活躍が増えているお笑いコンビ「ウッチャンナンチャン」(以下、ウンナン)の内村光良と南原清隆。
ところが2024年以降、2人が共演する場面が増え、ファンからは歓喜する声があがっているーー。
ウンナンは1984年、横浜放送映画専門学院(現・日本映画大学)の同級生だった2人が、漫才の授業をきっかけにコンビを結成。卒業後の1985年にマセキ芸能社に所属すると、1987年には専門学校の同期である出川哲朗、入江雅人らと劇団SHA・LA・LAを結成し、舞台役者としても活動した。
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それ以降、スター街道を歩むことになる。芸能記者が言う。
「1988年10月に始まった深夜のバラエティ番組『夢で逢えたら』(フジテレビ系)で、ダウンタウン、清水ミチコ、野沢直子とともにレギュラー出演。スタジオコントを披露するなどして、若者からの絶大な人気を獲得しました。
『とんねるずのみなさんのおかげです』(同)の後番組に抜擢され、1990年4月に生放送のバラエティ番組『ウッチャンナンチャンの誰かがやらねば!』が放送開始。『森田一義アワー 笑っていいとも!』(同)にも曜日レギュラーとして出演するようになり、全国的な人気お笑いコンビとなりました。
その後は『ウッチャンナンチャンの炎のチャレンジャー これができたら100万円!!』(テレビ朝日系)、『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』(日本テレビ系)、『ウンナンの気分は上々。』(TBS系)と、各局でコンビの冠番組を持ち、テレビスターとして地位を確立しました」
2000年代に入ると、内村は2000年4月スタートのバラエティ番組『内村プロデュース』(テレビ朝日系)や、2007年スタートの『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)など、単独でのMC活動が多くなり、2017年からは『NHK紅白歌合戦』の総合司会を4年連続で務めた。
「一方の南原さんは、お笑い芸人としての活動の幅を広げるべく、2003年から落語に、2006年からは狂言と古典芸能に挑戦するなど、別々の道を歩み始めました。そして、2011年からは生活情報番組の『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)の総合司会を担当しており、日テレの“昼の顔”となっています。
そうしたことから、2010年代からはほぼコンビでの活動はなくなっていた状況です。ときおり、内村さんと絡んだお笑い芸人がネタっぽく、2人の不仲をいじるような場面もあり、多くの人がコンビ仲については注視していました」(同前)
ただ、そのコンビの関係に、最近は変化が起きている。
3月23日、南原は自身のInstagramを更新し、《一緒に懸命に過ごした仲間は一生の宝物です 勝ちゃん還暦おめでとう!》とのメッセージとともに、かつての『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』で共演した勝俣州和の還暦祝いの写真を投稿。その写真で、番組のレギュラー出演者が一堂に会する様子がうかがえたが、勝俣を挟む形で、内村と南原がそろって写っていた。
これには、コメント欄に《ウッチャンナンチャンが一緒にいるのも嬉しい》《友のために集まるウンナンが胸熱です》《ウッチャンがいる〜!!》と驚いた声が集まった。
芸能事務所関係者はこう話す。
「2人とも、ピンでの活動が長く続いたことから、不仲説がささやかれることもありましたが、本当に仲が悪いならとっくに解散しているはずです。
じつは、2024年から、かなり2人の“共演”は増えているんです。もうひとりの“盟友”とも呼ぶべき出川さんの、還暦祝いイベントの際にも、2人で登場してコントを披露していました。2024年10月からは、内村さん自身が『20年ぶりくらい』と明かすほど、久々のCM共演もしています。
2025年2月には『ウンナン極限ネタバトル!ザ・イロモネア 〜笑わせたら100万円〜』(TBS系)が8年ぶりに放送されるなど、積極的にコンビでの仕事を増やしている印象があります」
じつは、かつて内村は、自らメガホンを取った映画に関連して“解散”について語ったことがあったという。
「2013年に公開された映画『ボクたちの交換日記』は、放送作家だった鈴木おさむさんの小説を原作にした物語で、主人公は鳴かず飛ばずのコント師でした。そのため、当時のインタビューでは、ウンナンの今後について尋ねられることが多かったのです。
その際に、内村さんは『解散はないかな』としつつ、現状はピンでの仕事が多いものの『還暦ぐらいになったらまた2人の番組が始まるかもしれない』と、再度のコンビ活動に含みをもたせるように話していたんです」(同前)
内村は2024年に、南原も2025年に還暦を迎えた。奇しくも、かつて内村が語った言葉どおりになっているようだ。