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フジテレビ退社・岸本理沙アナ 公式コメントから伺える「アナウンサー引退」の胸中

英語が堪能なフジテレビの岸本理沙アナ
「大好きなアナウンサーの仕事を辞めることは苦渋の決断でしたが、一度きりの人生、悔いのないよう突き進んでいこうと思っております」
2025年6月30日付でフジテレビを退社する岸本理沙アナウンサーの公式コメントには、「アナウンサーを辞める」の文字があり衝撃的だった。
「退職の理由については『国内外の企業経営の仕事に関心を持ち始めた』とあり、退職後は『他の企業』に籍を置くことも明らかにしていますが、具体的な仕事内容には触れていません。
3月末には、中居正広さんが起こしたトラブルの第三者委員会報告書がまとまる見通しですが、その一件とは関係ないようです。ただ、本人も『視聴者の皆さまの信頼回復が大事な時期にこのような決断をしてしまい本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです』と綴っていました。新たな旅立ちの時に、会社の置かれた苦境に申し訳なさを感じてしまうとはなんとも切ないですね」(芸能ライター)
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岸本アナは慶応大経済学部を卒業後、フジテレビにアナウンサーとして入社。これまで『Live Newsイット!』『めざまし8』『ぽかぽか』『奇跡体験!アンビリバボー』など同局の看板番組に出演してきた。
3月25日が最終出演となった『ぽかぽか』では、最後のコーナーとして用意された「1分ぴったりチャレンジ」に挑戦。時間内にお別れのコメントを述べることになり、「(1回目の「ぽかぽか」は)終始、バタバタでした」「これがフジテレビのお昼の番組なのか」「私のお母さんも出させていただき、親子で鍛えられた」などと、涙を堪えながらに思いを語った。結果は計測リミットの99秒を超えてしまう珍事となってしまったのだ。
「岸本さんは報道からバラエティまでこなせる、マルチなアナウンサーです。『めざましテレビ』『ホンマでっか!?TV』『ミュージックジェネレーション』などに出演している井上清華アナのようなポジションを期待されていました。25歳にして退社を選ぶとは……局としても惜しい限りでしょうね。
最初はフリーアナとして活躍しながら企業経営の勉強をする道を選ぶのかと思いましたが、コメントを見るとアナウンサーへの未練はないように感じられます。
岸本アナの父親は国際的に活躍している方だと聞いていますし、岸本アナも帰国子女。海外での活動も視野に入れているのではないでしょうか」(芸能担当記者)
フジテレビは西岡孝洋アナ、椿原慶子アナ、永島優美アナの退社も発表されている。「フジテレビ退社ドミノ」とも称されるこの流れだが、岸本アナの新たな一歩を応援したい。