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キスマイ千賀健永 個展で自作アート販売、給料を芸術に注ぎプロの域に

ドラマ『愛人転生-サレ妻は死んだ後に復讐する-』(MBS系)の打ち上げに参加したKis-My-Ft2の千賀健永(写真・越野 遥)
Kis-My-Ft2の千賀健永の個展『FiNGAiSM in Shibuya』が、34歳の誕生日となる3月23日から東京・原宿でおこなわれている。個展の開催は今回で5回目。もはやライフワークともいえる芸術活動だが、その裏には知られざる苦悩があるようでーー。
絵画やフィギュアなど計62点が展示されている同展では、初挑戦の3Dアニメも公開しており、ファンからの反応は上々のようだ。Xでは絶賛の声が相次いでいる。
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《千賀くん凄すぎる》
《個展のアニメーション、ストーリー良すぎて泣きそうになった…やっぱり千賀健永ってすごい人なんだなぁ》
《はじめて千賀くんのアートに触れたけどほんとに才能をバシバシ感じてとっても感動した!》
さらに今回は“新たな試み”を取り入れているという。
「作品の販売を実施しているんですよ。価格帯は70万〜500万円までと決して安くはありませんが、関係者だけのプレオープンではすでに350万円の絵画に買い手がついたと報じられています」(芸能ジャーナリスト)
もはや趣味を超えてプロの芸術家の域といってもよさそうだが、実際、本気でビジネスにしようとしているという。
「千賀さんはライブやテレビ出演以外は、ほぼアートに時間を割いていますからね。これまでは、アイドル業で稼いだ給料を自分のアートにほぼすべて注ぎ込むという生活でした。専用のアトリエまで自腹で持っています。
とはいえ、さすがに趣味でやるのにも限界がやってきたという状態です。そこで今回販売に踏み切ったということですね。売れなければ費やしたお金や時間が水の泡になってしまいますし、得られた資金で次の作品に挑戦するというサイクルも生まれません。千賀さんは、アイドル業とは別の“仕事”として本気で取り組んでいますよ」(芸能プロ関係者)
そんな彼を強力にサポートしているのが、ほかならぬSTARTO ENTERTAINMENTの福田淳社長だという。
「3月21日に、個展開催を記念した完全招待制の特別なレセプションが開かれました。50人ぐらいの関係者が集まるなか、福田社長はオープンからラストまで千賀さんにつきっきりでしたよ。まるでマネージャーのように動き、千賀さんのアートへの想いを代弁されていました」(芸能プロ関係者)
なぜ福田氏はそこまで彼をバックアップするのだろうか。
「福田社長は自らギャラリーを経営するなど芸術への理解が深い。自身が代表を務めるコンサルティング会社『スピーディ』と契約する女優・のんも個展を開いています。そこで今まで個人で活動していた千賀さんを、会社として全面バックアップする決断をされたそうです。明確な目標を持って努力するタレントを応援したいという社長の熱い想いが、千賀さんの背中を押しているんです」(前出・芸能プロ関係者)
千賀は2025年10月、イギリス・ロンドンの美術館「サーチ・ギャラリー」で個展を開くことが明らかになった。初の海外進出に向けて、制作は本格化することになる。アイドル業との両立で、しばらく眠れない日々が続きそうだ。