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【おむすび】最後まで残った2つの謎「メインビジュアル」と「2人の叔母」…詰めの粗さが目立って “朝ドラ最低視聴率” 確実

NHK朝ドラ『おむすび』で主演を務める橋本環奈
橋本環奈主演のNHK連続テレビ小説『おむすび』の最終回が、3月28日に放送された。
どんなときでも自分らしさを大切にする “ギャル魂” を胸に、ヒロイン・結(橋本)が栄養士として、人の心と未来を結んでいく “平成青春グラフィティ” ーーだったが、平均視聴率は13.1%(3月27日放送分まで)と低迷。朝ドラ史上最低となることは確実だ。
「ギャル推し」が災いしたなど、さまざまな分析はあるものの、視聴者の間では、最後まで「2つの謎」が解決されなかったことが、モヤモヤしているようだ。
ひとつめは、「メインビジュアル」の謎。Xでは
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《結局、OPやメインビジュアルとは全く関係ない朝ドラだった。髪型や服装も全く違うとか‥》
《ほんで環奈が教室で白衣きながらおむすび差し出してるポスターはなんやったん???学校関係の話ってあったっけ??》
などの疑問の声が。
「放送開始3週間前に公開されたドラマのメインビジュアルは、白衣の結が学校の教室に立ち、おむすびの乗った皿を手にしているものでした。栄養士になるという情報はすでにあったので、『学校で働く栄養士になる話』だと思った人は多かったはずです。しかし、結が働いたのは、企業と病院でした。
じつはこの教室、ドラマのなかには何度も出てきた、結たちが阪神・淡路大震災時に避難していた学校だということです。まったく関係がないわけではないですが、紛らわしかったのは事実でしょう」(芸能記者)
もうひとつの謎。それは「2人の叔母の存在」だ。Xには、
《おむすび、子どもの頃のお父さんの回想で妹2人いたのに結局最終回すら一回も結の叔母として1人も出てこなかった 祖父のお葬式にも叔母としての出演なかったけど、どうしたかったんだ…?》
《『おむすび』最終回。あと、聖人の妹2人は如何してるの!?存在してるの!?w》
などの声がある。
「結の父・聖人に2人の妹、つまり結にとっての叔母がいたと明らかになったのは、物語の終盤、2月24日放送回でした。1970年の回想シーンで、大阪万博に行く祖父・永吉が聖人に『母ちゃんと妹2人頼むばい』を声をかけます。そこには女の子2人がおり、それぞれ真由子と佑衣子という役名もついています。
しかし、妹が出てきたのはそれっきりで、父親である永吉の葬儀でもいたのかどうかわかりません。コロナ禍で、福岡の糸島でひとりで暮らす義母を心配した結の母・愛が移住したり、最終的には聖人夫婦が糸島に移住したりしますが、その際にも妹は関わりません。
ストーリーに関わらないのならば、そもそもこの設定は不要だったのでは。今回は原作があるわけではないオリジナルストーリーだったためか、詰めの粗い部分が目立ってしまいましたね」(同)
ともあれ、「令和の大迷作」として名を残すことになったのは、間違いないようだ。