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比嘉愛未、“お別れあいさつ” なしで今田美桜の事務所にバチバチ移籍…円満退所とほど遠い “ドロ沼” の背景とは

コンテンツスリーへの所属を発表した当日の比嘉愛未
3月24日、モデルで女優の比嘉愛未が、今田美桜らがいる芸能事務所「コンテンツ・スリー」に所属することが明らかになった。事務所の公式サイトでは、
《この度、比嘉愛未が所属することになりました。これまで育て、支えてくださった皆さまへの感謝を忘れず、比嘉愛未が自分らしくより一層輝けるよう力を尽くし、共に歩んでいきたいと思います》
と報告されている。“育て、支えてくださった皆さま” とは、「業界大手の芸能事務所・ライジングプロダクションのことでしょう」と語るのは、ある芸能プロダクション関係者だ。
「比嘉さんは2003年にスカウトされ、モデルデビューしましたが、その後、2007年にライジングプロダクション(当時・ビジョンファクトリー)に所属し、本格的な芸能活動をはじめました。以来、女優としてNHK大河ドラマ『天地人』に出演したり、連ドラで主演を務めたりと活躍を続けました。
同事務所は、知念里奈さん、国仲涼子さん、そして安室奈美恵さんなど沖縄出身のタレントを発掘してきた事務所です。同じく沖縄出身の比嘉さんは、同事務所の看板女優として17年にわたり活躍しました。
ところが、2025年1月31日をもって退所。わずか約2カ月間の “フリー期間” を経ての所属なので、実質的には移籍です」
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なぜこのタイミングで事務所を変えたのか。比嘉は、ライジングプロダクションからの退所を発表した際、
《沖縄から上京して18年間、本当にお世話になりました。さまざまな経験を通じて成長し、豊かな時間を過ごさせていただけたことを心から感謝し、改めて御礼申し上げます》
とメッセージを綴っており、“円満退所” を強調していたが……。「内実は決して穏やかなものではなかった」と、前出・芸能プロ関係者がふりかえる。
「比嘉さんが退所を決断したのは、数年前から事務所のマネジメント体制に不満があったからだそうです。コロナ禍を経て営業の人員が減っており、自分の思うような仕事ができないと考え、弁護士を立てて独立へ向けた話し合いを進めていました。また、待遇面の不満もあり、ギャラの交渉もあったようです。
これに不快感を示したのがライジングプロダクションホールディングスの平哲夫社長です。
所属アーティストが多い同社は、コロナ渦で公演などが軒並み中止となり、経営が苦しい時期があったのは事実です。ただ、根本の原因は新型コロナという世界中を襲った未曽有の事態。同じ事務所の “仲間” として、長年、目をかけてきた比嘉さんが、そうした苦しい時期に独立を画策したことで、裏切られた気持ちになったのでしょう」
比嘉と事務所の溝は埋まることなく “ドロ沼” の関係が続き、結果的に退所にいたったわけだ。
「比嘉さんとしては、事務所の事情はわかるにせよ、限られた女優人生のなかで、今しかできない役柄や作品が無数にあるわけです。自分の要望が認められないのですから、出るしかなかったということでしょう。最終的にライジング社サイドは『もう勝手にしてくれ』という状態だったと聞いています。
比嘉さんは退所にあたり、お世話になった平社長へあいさつしたいと考えたそうですが、社長が『比嘉には会いたくない』とキッパリ断ったという話が流れています。一方、そもそも比嘉さんからあいさつしたいという連絡すらなかったという情報もあります。
こじれきった両者の本当の関係はわかりませんが、いずれにせよ “お別れのあいさつ” のない、円満とはほど遠い退社だったのは間違いありません」(別の芸能プロダクション関係者)
こじれた退社が、今後の活動に支障をきたす可能性はあるのだろうか。
「芸能人が事務所を移籍する場合、バラエティ番組、音楽、俳優業、海外進出など、今とは違う、自分がやりたい仕事をするために事務所を変えるケースは比較的円満です。
一方、比嘉さんはこれまでどおり女優業を続けるのでしょうから、ひと昔前であれば、“揉める案件” です。ただ、現在はこうした業界内の “掟” も比較的弱まりつつあります。平社長も、これ以上、揉めるつもりはないでしょうから、問題はなさそうです。
今回、コンテンツスリー社が発表した『これまで育て、支えてくださった皆さまへの感謝を忘れず』という一文も、ライジングプロダクションへの配慮と考えられます。ここまでの騒動を経て移籍したわけですから、女優としていい作品をたくさん生んでほしいですね」(同)
結果を出すしかない。