清野菜名主演『119』最終回にフジ「3度め会見」直撃の可能性！ 4月が迫り懸念される“超深夜”繰り下げ放送

 

　3月31日、清野菜名が主演を務めるフジテレビ系のドラマ『119 エマージェンシーコール』（以下、『119』）の最終回が放送される。視聴者の期待が高まるなか、放送自体を心配する声が──。

 

　同作は、横浜の消防局の通信指令センターを舞台に、1本の電話で命をつなぐ最前線に立つ、指令管制員たちを描いたオリジナルストーリーとして、1月期の「月9」枠で放送されてきた。

 

　今回、心配される発端となったのは、3月29日にフジテレビが発表した内容だ。

 

「中居正広さんの“女性トラブル”を受けて、フジテレビは1月23日に第三者委員会を設置し、社内調査を実施してきました。その調査結果が3月31日に出るため、記者会見をおこなうことを発表したのです。

 

　当日は、午後5時から第三者委員会が、7時からフジテレビの清水賢治社長が会見をおこない、その様子が生中継で放送されます。フジテレビが中居さんの問題で会見を開くのは、今回で3度めとなります」（芸能記者）

 

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　フジテレビはすでに、31日に『FNN緊急特報　第三者委員会が調査報告 フジテレビ会見』と題して、午後5時から9時までの4時間の放送枠を設定している。午後7時から放送予定だったバラエティ番組『ネプリーグ』の2時間スペシャルは、延期になることが29日に発表された。

 

　会見が注視されるが、Xでは

 

《マジで 119エマージェンシーコール の最終回を見せてくれ！ またガッカリさせないでくれ！》

 

《ネプリーグが放送しないって事は、もしかしてこれも長引いたら119最終回見れないじゃん…》

 

《119エマージェンシーコール　31日　放送出来るか心配》

 

　など、『119』の最終回の延期を心配する声が見受けられている。

 

『119』は、これまでもフジテレビの騒動により“不運”に直面している。

 

「1月27日の放送回が、フジテレビの10時間を超える記者会見と重なったため、急きょ、放送中止になり、翌週に放送されることになったのです。また1月20日には、一連の騒動を受けて、消防庁とタイアップした約5500枚のドラマPRポスターの配布が延期になり、2月3日の放送回からは、撮影に全面協力していた横浜市消防局の協力クレジットが消える事態に見舞われました。

 

　撮影先から“NG”を突きつけられる形になっても、放送を継続し、このたび、ようやく最終回を迎えたのです。しかし、フジの3度めの会見の日と重なることが明らかになったため、またしても放送延期を心配する声が集まっているのです」（前出・芸能記者）

 

　3月30日時点で、会見当日のテレビ欄には、午後9時から『119』最終回の放送が記載されている。前出の芸能記者は、会見による影響について、こう指摘する。

 

「1月の会見が10時間を超えた影響で、すでに最終回の放送日は1週、遅れることになってしまいました。前回、そこまで会見が延長されたのは、フジテレビの対応の透明性を視聴者に対して確保するためでした。そのため、今回の会見も9時までに終了しなければ、中継延長となる可能性は高いでしょう。

 

　1月期の連続ドラマは、3月に最終回を迎え、翌月まで放送するケースはあまりありません。4月は新しい番組が始まる時期であり、『119』を延期すれば、次の番組への影響も懸念されます。会見の状況次第ではありますが、時間を繰り下げて深夜に放送することも考えられます」

 

　清野にとって、初の月9主演となったこのドラマ。最終回は無事に“春”を迎えられるのか──。