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【計3500万円の大盤振る舞い】ヒカルとも懇意「スキマバイト社長」が『行列』オークション企画で“無双”も視聴者の目冷ややか

最終回の『行列のできる相談所』で司会を務めた東野幸治
3月30日、2002年4月にスタートした日本テレビ系のバラエティ番組『行列のできる相談所』(2021年9月までは『行列のできる法律相談所』)の最終回が生放送され、23年の歴史に幕を下ろした。
番組の終盤では、23年の歴史のなかで反響を呼んだ、カンボジアで小学校を設立する「カンボジア学校建設プロジェクト」が生放送で復活。
このプロジェクトは出演者を含む、100人の有名人が描いた絵を番組でオークションにかけ、カンボジアに小学校を建設するといったものだが、その“落札者”が注目を集めているーー。
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2008年5月に3週にわたり、オークションの様子を放送し、同年11月の放送では建設された小学校が放送された。その後、生徒数が増えたため、今回、新しい校舎を増設するために、目標額を450万円に設定し、オークションを実施。3人の著名クリエーターの絵画がオークションにかけられた。
まず、1番めはアニメ製作会社の竜の子プロダクション(現・タツノコプロ)の設立者、初代社長である吉田竜夫氏の長女で、タツノコプロ所属の漫画家・吉田すずかさんの作品。
アニメ『ハクション大魔王』や『昆虫物語 みなしごハッチ』など、タツノコプロが手がけた名作のキャラクターが多数描かれたものだった。
「10万円からスタートしたオークションは、すぐさま600万円に跳ね上がり、最終的には16番の番号札を持つ男性が1500万円で落札しました。司会者の東野幸治さんから『何をされている方ですか』と聞かれた男性は『スキマバイトという事業で、ネクストレベルという会社でやってます』と返答。さらに、気に入った点を聞かれると、この男性は『最初に見にいったときに、いちばんいい作品やったなと思って、買おうかなと思いました』と話していました」(スポーツ紙記者)
2番めの作品として登場したのは、代表作『ハートカクテル』で有名な漫画家・わたせせいぞう氏の作品。こちらは、会社員の女性がわたせ氏のファンである父親のために、1000万円で落札したが、問題は3番めの作品の落札だった。
「3番めは、大御所漫画家・ちばてつや氏の『あしたのジョー』の矢吹丈を描いた原画。この作品をまたも“16番の男性”が2000万円で落札したんです。つまり、3作品中2作品が同一人物に競り落とされたのですが、その合計落札額はなんと3500万円でした。
さすがに東野さんも驚いたのが生放送で伝わってきました。東野さんは『2000万円で落札しましたけれども、大丈夫なんでしょうか? 問題ない? 金額的には?』と聞くと、男性は『結構、財力あるんで』と答え、会場には笑いが起こっていました」(前出・スポーツ紙記者)
オークションで“無双”ぶりを見せつけていたこの男性は、番組内で話してたように「スキマバイト」のアプリ事業を手がける「ネクストレベルホールディングス」の代表取締役社長の河原由次氏だった。
放送後に河原氏は自身のXに、番組映像を添えて《行列のできる相談所の最終回で生オークションに出てました。2作品で合計3500万。落札してきました》と喜びの報告をしていた。
ただ、視聴者にとっては、このオークションの結果は、あまり評判がよろしくなかったようだ。
Xでは《作品が好きであろう人よりお金持ちが2つも作品買ったのなんともいえない気持ちになった》《スキマバイトの経営者が「財力はあるんで(笑)」つって3枚中2枚落札するあたりにオレが今の日本無理な理由つまってます》と、冷たい声が多く聞かれていたのだ。
大盤振る舞いを見せた河原氏はどういった人物なのか。経済ジャーナリストがこう言う。
「大阪府出身の河原氏は中学卒業後、高校を中退し、亜鉛工場や営業会社、イベント施工会社勤務を経て、22歳のときに短期人材サービスを主事業とした『株式会社ネクストレベル』を創業しました。そして、現在ではグループで年商150億円という企業にまで成長させています。
積極的にSNS発信や、自身が前に出るインフルエンサー活動もおこなっており、2024年に開催されたTikTokのイベント『盾イベント』では、面識のなかった有名YouTuberのヒカルさんに“1億円の投げ銭”をして話題になったこともありました。
その後、2024年7月から河原氏はヒカルさんと手を組み、ライブ配信者向けの新たな事務所『NEXTLIVE』を設立させ、お金で掴み取った交友関係をしっかりとビジネスに活用しているんです」
オークションによって、多額のお金がカンボジアの学校建設に使われるのはいいことだが、バラエティの雰囲気としては、少しやりすぎだったか?