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今田美桜主演『あんぱん』が見せた朝ドラ“王道”展開に“『おむすび』ショック”から立ち直る視聴者続出

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記事投稿日:2025.04.01 15:30 最終更新日:2025.04.01 17:02
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
今田美桜主演『あんぱん』が見せた朝ドラ“王道”展開に“『おむすび』ショック”から立ち直る視聴者続出

『あんぱん』ヒロインの今田美桜

 

 3月31日、今田美桜が主演を務めるNHK連続テレビ小説『あんぱん』がスタートした。開始早々、視聴者からは“安堵”の声が聞こえてきた。

 

 国民的アニメ『それいけ! アンパンマン』を生み出した漫画家で絵本作家のやなせたかし氏と、妻の暢(のぶ)さんをモデルにした同作は、かつて何者でもなかった2人が、あらゆる困難を乗り越え、人気作にたどり着くまでを描いた物語。

 

 初回から、キャストの豪華さに目を奪われる人が多かったようだ。

 

「主人公・朝田のぶ役を今田さんが、のちに夫となる柳井崇役を北村匠海さんが演じます。ヒロインの幼少期からスタートし、竹野内豊さんや松嶋菜々子さん、阿部サダヲさん、加瀬亮さんなど、主演クラスの俳優陣が多数、登場。4月1日の第2話には、嵐の二宮和也さんも出演し、注目が集まっています」(スポーツ紙記者)

 

 

 第1話では、昭和の始めごろ、8歳ののぶ(永瀬ゆずな)が道を駆けていき、のちに夫となる崇(木村優来)とぶつかる場面からスタートした。今作は“王道ストーリー”になりそうだ。

 

「子ども時代から物語がスタートするのは、2023年の『ブギウギ』以来、3作ぶりとなります。今作は、夫婦の絆が描かれますが、これは2015年の波瑠さん主演の『あさが来た』や、2018年の安藤サクラさん主演の『まんぷく』、2023年の神木隆之介さん主演の『らんまん』など、朝ドラでは定番のテーマです。また、誰もが知る『アンパンマン』というわかりやすいキャラクターを軸に、奇をてらわぬ“朝ドラらしい”作品になりそうです」(芸能記者)

 

 言ってみれば“コテコテ”の朝ドラというわけで、「見ていられない」という声が聞こえそうだが……Xでは、

 

《朝ドラはこうでなくちゃ感》

 

《あ~朝ドラはこれだよこれワクワクするなぁー!》

 

《引き込まれ方が全然違う》

 

 など、安堵する声が集まった。

 

 前作は、3月28日まで放送された橋本環奈主演の『おむすび』。こちらの“平成ギャル”スタートに、なじめなかった視聴者もいたようだ。

 

「橋本さん演じるギャルのヒロインが、管理栄養士となって、食を通じ困っている人に手を差し伸べるという、現代が舞台の完全オリジナルストーリーでした。

 

 ただ、序盤はギャル仲間との交流を時間をかけて描いたのに対し、後半は物語の時間軸を数年後に飛ばす“ワープ展開”が多く、一貫しないテンポに戸惑う声がネットで続出しました。

 

 また『ギャル』という、朝ドラで初めて扱うヒロイン像が、メインの視聴者層である50~60代にあまり刺さらなかったのか、途中で離脱してしまう人も多かったのです」(前出・芸能記者)

 

“異色作”となった『おむすび』の後継ということもあり、“王道”となりそうな今作に、惹きつけられる人もいるのだろう。

 

「前作で離脱した人は、朝ドラになじみのある要素がそろった『あんぱん』の初回を見て、安心したのかもしれません。こうした期待値もあってか、『あんぱん』の世帯平均視聴率は15.4%で、『おむすび』の最終回の12.5%を上回りました(いずれもビデオリサーチ調べ、関東地区)。

 

 朝ドラの第1話は高い視聴率になりやすいですが、“『おむすび』ショック”で離れた視聴者を、早くも取り戻したといえるかもしれません」(同前)

 

『あんぱん』は“愛と勇気”で、お茶の間を魅了する作品になるか──。

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