【フジテレビ問題】中居正広を第三者委が「性暴力」認定、熱心なファンの擁護続くも“裏の顔”で地に落ちたイメージ

 

　3月31日、中居正広の女性トラブルに端を発するフジテレビの問題に関して、第三者委員会の調査報告書が公表された。調査報告書では、中居正広による、被害者女性Aさんに対する性暴力を認定している。

 

「報告書によれば、フジテレビの幹部社員B氏が、Aさんを中居氏らが参加する、ホテルのスイートルームでおこなわれた飲み会や、中居氏のマンションで開かれたBBQに誘いました。その後、中居氏とAさんが連絡先を交換。数日後に中居がAさんを食事に誘い、Aさんは前回と同様、B氏らも参加する仕事の延長線上の食事会と考えていました。しかし、中居氏はほかに参加するメンバーを探したりお店を探したりすることもなく、Aさんを自宅に誘いました。時間があるから参加できるといってしまった手前、Aさんは仕方なく自宅を訪れ、そこでトラブルがおきたようです」（芸能記者）

 

　これまで、中居のスキャンダルに関しては不透明な部分があり、中居を擁護する声もあった、と語るのは芸能ジャーナリストだ。

 

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「トラブルの詳細に関しては守秘義務があるため、何が起きたかは明らかにされないままでした。憶測から中居さんへバッシングが集中し、芸能界引退にまで追い込まれてしまったと、中居さんを擁護する声もありました。今回の調査報告書でも、中居さんのマンションにAさんが行ったことは記されているものの、マンションのなかで何があったのかの詳細は省かれています。

 

　報告書によればその後、Aさんは心身の不調を訴え、入院。中居さんのマンションで出された鍋の食材をスーパーで見ると、当時の記憶がフラッシュバックするとも記されていました。『性暴力』も認定されていますし、中居さんは完全に“クロ”だったと言わざるを得ないでしょう。しかも、Aさんが被害を訴えてからの対応も、すべて自分の保身を優先してばかりで、まともに向き合っていたとは思えないものでした」

 

　だが、それでもX上で中居を擁護する声は残る。

 

《中居くんを悪く見せるような結末ありきの調査報告に意味はない！》

 

《なんでこんなに犯罪者みたいな言われ方されないといけないの？》

 

《中居くんは真摯に対応している》

 

　実際、調査報告書が出る直前の3月には、中居とファンの関係を示す話題があったと、前出の芸能ジャーナリストが語る。

 

「中居さんのファンクラブ『中居ヅラ』から、中居さんを模したスマホスタンドの郵送が話題となりました。これはファンクラブの有料会員となるともらえる特典グッズです。ファンクラブは、中居さんのスキャンダル発覚と1月23日の芸能界引退を受け、2月19日にサイト閉鎖と活動を終了しています。閉鎖までに“駆け込み入会”をした会員へ向け、きちっと特典を送る律義さを見せたのです。

 

　しかし、今回の調査報告書で記された中居さんの“裏の顔”は、『中居くん』と呼ばれ、愛された人気テレビタレントの姿とはかけ離れています。トラブル後、B氏を通じてAさんに見舞金100万円を送り、受け取りを拒絶されたほか、フジテレビの対応を探るなど“裏工作”ともいうべき動きも見せていますから。

 

　タレントとしてのイメージは完全に崩壊し、折を見ての活動再開も無理でしょう。業界内でも、ごく一部の人たちから“復帰”を支持する声がありましたが、今回の報告書で、消え去りました」

 

　起こした問題を軽視し続けた、ツケがまわったということか。