「無邪気なLINEしてみましょうか？」中居正広にフジ幹部が送ったメッセージに見える“不適切な絆”へ嫌悪感殺到

 

　3月31日、フジテレビなどが設置した第三者委員会が、元「SMAP」中居正広の「女性トラブル」に関する調査報告書を発表。かつての国民的アイドルの“隠された顔”が明らかになりつつあるが、そのなかでの、フジテレビ幹部とのやりとりが物議をかもしている。

 

　第三者委員会による報告書は394ページに及び、中居から被害を受けた元フジテレビ女性アナウンサーのAさん（アルファベット表記は報告書の内容にもとづく）とのトラブルの経緯や、フジテレビの対応についての詳細がつづられている。

 

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「報告書には、2023年6月2日、女性が中居さんの自宅マンションを訪れ、中居さんの性暴力による被害を受けたと認定しています。中居さんがAさんと自宅で2人きりになるため、さまざまな手段で誘い出す、生々しいメールのやりとりが公開され、大きな注目を集めています。

 

　調査の過程で、中居さんと懇意だったフジテレビの元編成幹部社員・B氏とのやりとりを明らかにするため、B氏のショートメールやLINE、『Microsoft Teams』などの、削除された計1950件ものメッセージのデータを復元したそうです」（スポーツ紙記者）

 

　2023年7月、中居から性暴力を受けたことによって、Aさんは入院することになった。そのことを知った中居とB氏の“秘密のやりとり”も明らかにされている。

 

「中居さんは、Aさんが入院したことをB氏に伝え、《見たら削除して》と“証拠”を残さないようにしながら、今後の対応について相談しました。B氏は、《なかなかですね、、私から無邪気なLINEしてみましょうか?？》と、返信したことが記されています。中居さんとAさんを引き合わせた当事者でもあるB氏が、トラブルについて知らないふりをして、Aさんから状況を探ろうとしたのだと思われます」（芸能記者）

 

　今回、明らかになった2人のやりとりに関して、Xでは

 

《フジテレビ中居の件、実態も胸クソな内容だけど「無邪気なLINE」ってパワーワードが1番イラッときた》

 

《ここ一番気持ち悪いセリフ》

 

《中居正広の腰巾着みたいな社員の無邪気なLINEしてみましょうか？って…どんな？腹立つな、女をなんだと思ってんだろうか》

 

《『無邪気なLINE』が何度見ても吐き気を催す邪悪さ》

 

　など、批判の声があがっている。なかでも、B氏が送った「無邪気なLINE」という言葉への感想が目立つ。

 

「中居さん、B氏ともに、Aさんが心身に不調をきたしていることを知りながら、女性を心配する言葉はなく、冗談まじりの言葉を使っていたことで、2人が楽しんでいるような印象を受ける人が多くいました。

 

　とくにB氏は、Aさんの上司でありながら、中居さんのためトラブルを公にしないよう、協力するような気配もうかがわせたため、より強い嫌悪感を持たれています」（前出・芸能記者）

 

　中居は1月23日に芸能界を引退したが、引退直前までテレビで5本のレギュラー番組を抱えていた。バラエティ番組のMCとして活躍していたが、出演番組のスタッフに対して、こんな姿を見せていた。

 

「中居さんは、バラエティ番組のプロデューサーと飲み会やゴルフ、麻雀などを通じて、親睦を深めていたそうです。一緒に番組を作っていくにあたって、スタッフとの関係性を重視していたこと自体は、咎められるものではないでしょう。

 

　しかし今回の報告書では、2021年、B氏が中居さんとフジテレビの『有力な番組出演者』であるタレントU氏の要望に応えるため、外資系ホテルのスイートルームで、Aさんとは別の女性アナを呼んで飲み会をしていたことが明らかになっています。

 

　中居さんのために女性アナを手配するなど、B氏と中居さんの関係は“不適切な絆”として育まれていた印象はぬぐえず、これが、トラブルにつながっていったことは否定できません」（テレビ局関係者）

 

　フジテレビの清水賢治社長は、3月31日におこなわれた調査報告書に関する記者会見で、B氏について「事実関係を確認し、厳正に処分するつもりです」と語っていた。

 

　中居の“盟友”だったB氏の今後は果たして──。