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小泉今日子 プロデューサー役の新ドラマにフジテレビ問題重なり心配広がる

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記事投稿日:2025.04.03 19:00 最終更新日:2025.04.03 20:32
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
小泉今日子 プロデューサー役の新ドラマにフジテレビ問題重なり心配広がる

【写真あり】難病から11年ぶりにドラマ復帰の坂口憲二テレビ局のプロデューサーを演じる小泉今日子

 

 4月14日スタートの月9ドラマ『続・続・最後から二番目の恋』(フジテレビ系)が、思わぬ波紋を呼んでいる。

 

 小泉今日子と中井貴一が11年ぶりに共演する同作は、鎌倉を舞台にした“大人のロマンチック&ホームコメディ”。出演陣も坂口憲二、内田有紀、飯島直子らおなじみのキャストが再集結し、還暦を迎えるヒロインと定年を過ぎた男の“今だからこそ描ける恋”がテーマとなるという。

 

 

 だが劇中、小泉演じるテレビ局のドラマ制作部に所属するプロデューサーという役柄に、X上で思わぬ声が飛び交っている。

 

《フジで、キョンキョンが働くテレビ局の場面も出てくるのでこのタイミングでとなると、色々NGも出てきて大変だろうな…。》

 

《主役の小泉今日子はテレビ局のディレクターという役なんだけど、パワハラ、セクハラっぽいシーンがたくさん。 これって、まさにフジテレビの社風を表してる。 パワハラ、セクハラをカッコいいとか面白いと捉えている様子がよく分かる》

 

 つまり、物語に登場するテレビ局やそれにまつわる出来事が、今まさにスキャンダルの渦中にあるフジテレビと重なって見えるというのだ。これについてドラマライターはこう述べる。

 

「劇中では、怒号を飛ばすような場面や、タレントと局員のただれた関係が描かれるわけではありません。しかし、小泉さんが演じる吉野千明は姉御肌で誰からも好かれますが、反面かなりの毒舌家。男勝りで時折ガラの悪い口調になったり突飛な行動をとることで知られています。過去シリーズから一貫して変わらない人物像ですが、そんなテレビ局員の時代遅れなキャラクターや、局内の空気感をコミカルに描く本作は、意図せずしてフジの窮地を物語っているんです」

 

 3月31日、フジテレビの第三者委員会が発表した中居正広の女性トラブルをめぐる調査報告書では、被害に遭った女性アナウンサーの人権軽視の姿勢など、局内のずさんなガバナンスが明らかになった。芸能プロ関係者もオンエア間近のドラマについてこう危惧を示す。

 

「時代錯誤な風土があらわになったフジテレビで、ドラマとはいえ“問題の現場”をコミカルに描くのは、さすがにタイミングが悪いでしょう。視聴者の目は今まで以上に厳しくなりそうです」

 

 変わらなければいけないフジテレビが、テレビを舞台にしたドラマをどう描くのか。11年ぶりの“名作”に注目が集まっている。

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