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のど自慢荒らしだった「天童よしみ」ライバルは上沼恵美子
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2018.02.09 16:00 最終更新日:2018.02.09 16:00
歌手の天童よしみが、2月4日放送の『ウチくる!?』(フジテレビ系)に出演した。
2017年にデビュー45周年を迎えた天童。子供のころから歌の才能に恵まれ、『ちびっこのどじまん』(フジテレビ系)に出場しては優勝するなど、のど自慢荒らしをしていた。
会場では、あの上沼恵美子と優勝争いをすることが何度もあったという。
「当時の、関西のあらゆるチャンピオン大会、全部で恵美子さんと会うんですよ。必ず私が優勝しているんです。だから(上沼は)『ものすごい首締めたかった』って言ってました。後ろから(笑)。いまでも言ってますね。『だから私はお笑いの世界に行った』って。お互いに小さいころからライバル同士だった」
意外な上沼との関係であるが、天童は2013年の朝日新聞のインタビューでも、当時のことを振り返っている。チャンピオン大会には上沼以外にも、デビュー前の野口五郎などがいたというが、結局、天童が優勝。上沼は「もう歌わない。お笑いの道へ」と決心したという。
のちに番組などで再会すると、上沼は天童に「お互い勝ち抜いてチャンピオンになったのに、私は残りの人と一緒に後ろに並んで拍手を送らなければならなかった。悔しかったなあ」と、いまでも恨み節だそう。
そんな上沼だが、天童のデビューが決まったときにはこんなことをしてくれたという。
<私が高校生でプロデビューするとき、真っ先に手紙をくれたのは彼女でした。『私は歌をあきらめて、姉と漫才でやっていこうと思います。お互い頑張りましょう』。手紙にはグランドチャンピオン大会の時に私と一緒に写った写真が同封されていました。>(「朝日新聞」2013年10月1日)
現在も芸能界の第一線で活躍する両者。かつてのライバル同士だからこそ、なんでも言い合える特別な絆があるのだ。