東野幸治、レギュラー3番組次々消滅も…ダウンダウンの “抜け穴” 狙うみごとな「タレント魂」

 

　3月10日、体調不良により芸能活動の一時休止を発表したダウンタウン・浜田雅功。レギュラー番組はそのまま継続するが、『ダウンタウンDX』（日本テレビ系）は4月3日放送分でかまいたちが代理MCを務め、4月10日は千鳥が務めるなど、各番組が “浜田不在” の対応に追われている。

 

　そんななか、東野幸治が『ハマダ歌謡祭★オオカミ少年』（TBS系）の代理MCを務めるとわかった。

 

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「『ハマダ歌謡祭』は2004年放送開始の『オオカミ少年 Lie or Truth』の流れを汲む番組で、浜田さんの単独MC番組として長い歴史を持ちます。

 

　浜田さんの休業発表後も収録された分が放送されていましたが、近く新たに2本撮りの収録がおこなわれます。1本を東野さん、もう1本を南海キャンディーズの山里亮太さんが務めます。

 

　東野さんといえば、この春の改編で『行列のできる相談所』『東野・岡村の旅猿～プライベートでごめんなさい～』（ともに日本テレビ系）、『ワイドナショー』（フジテレビ系）と3本の全国区レギュラー番組が終了となっています。

 

　女性トラブルで1月23日に芸能界を引退した中居正広さんの騒動を受け、2024年12月から放送を休止していた『THE MC3』（TBS系）は、ヒロミさんと東野さんの2人MCによる『タミ様のお告げ』として存続していますが、こちらもいつまで続くかは不透明な状況です」（芸能記者）

 

　こうした状況下、“単発” かつ “ピンチヒッター” ではあるものの、有名番組のMC就任は東野の粘り強い “タレント魂” を見せるものだ、と制作会社スタッフが指摘する。

 

「東野さんは、過去に自身のレギュラー番組を “賃貸物件” と表現していました。実際、もともと『行列』は2011年に芸能界を引退した島田紳助さんの番組でしたし『ワイドナショー』もダウンタウンの松本人志さんがメインで、東野さんはサブMC的な立ち位置でした。

 

　レギュラー番組終了にあたって『賃貸物件が満期になった』とも語っていましたが、今回はまさかの “契約更新” が実現した形ですね。

 

　かねてより、テレビ業界では東野さんのレギュラー本数は景気と連動していると言われてきました。不景気になると制作予算の削減が起こり、中堅どころの東野さんのレギュラーが真っ先に消滅するといわれていたのです。

 

　とはいえ、東野さんのMC力は非常に安定しています。浜田さんの突然の休業発表のようなピンチにこそ、頼りになる存在です。ダウンタウンのお二人が抜けた穴を今後も埋めてゆくのではないでしょうか」

 

　東野はダウンタウンファミリーの “最古参” として、しっかりと浜田の席を守ってくれそうだ。