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【論争呼ぶ実写化】吉岡里帆、人気漫画の「チャイナ服キャラ」発表に原作ファンから上がった“思わぬ反応”

映画『九龍ジェネリックロマンス』に出演する吉岡里帆
4月4日、眉月じゅん原作の人気漫画『九龍(クーロン)ジェネリックロマンス』の実写映画の最新ビジュアルが公開された。
2024年11月に実写映画化が発表されていた同作。2025年8月の公開に向けて、ダブル主演である女優・吉岡里帆と俳優・水上恒司の、キャラクターになりきった姿が初めて披露されたのだが、思わぬ反応が起きているーー。
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「かつて香港に存在した『九龍城塞』を思わせる都市・九龍を舞台にしたSF系ミステリーロマンス作品です。吉岡さんは、九龍の不動産店で働く鯨井令子(くじらい・れいこ)を演じ、水上さんは令子の上司・工藤発(はじめ)を演じます。工藤はかつて、令子とそっくりな女性と交際しており、その真相は……といった、令子に関する謎を中心に、物語は進んでいきます」(芸能記者)
これまでも、人気漫画やアニメの実写化はたびたびおこなわれ、そのたびにキャスティングについて“賛否両論”が起こる事態となってきた。
「最近では、2024年に公開された人気漫画『ゴールデンカムイ』の実写映画でのキャスティング論争が、かなり大きなものとなりました。
主演は山﨑賢人さんだったのですが、公開前には、漫画で筋骨隆々な姿を見せていた主人公との“差”を心配する声があがっていたんです。しかし公開されてみると、その演技を絶賛する声が多く、批判を跳ねのける結果に。
最近も、人気ゲームをもとにしたドラマ『龍が如く〜Beyond the Game〜』がAmazonプライム・ビデオで配信されると、主演の竹内涼真さんとキャラクターのイメージとの違いを指摘する声が多くあがってしまいました。原作に根強いファンが多い作品ほど、実写化に対する“目”は厳しくなります」(同前)
今回、実写版『九龍ジェネリックロマンス』で明らかになったのは、サラリーマン風のワイシャツ姿の水上と、原作で令子がたびたび着ている、チャイナ服をまとった吉岡のツーショット写真や特報映像など。
すると、Xでは吉岡の姿に対して《勝手に九龍城砦の描写のハードル上がってかわいそ〜〜思ったけど吉岡里帆が可愛いからもうなんでもよくなってしまった》《吉岡里帆さんの鯨井令子はアラ、いいですねえと思った》《実写九龍ジェネリックロマンスの吉岡里帆のビジ良過ぎじゃない?》と、思いもよらず、好評の声があがったのだった。
3月14日に授賞式がおこなわれた「第48回日本アカデミー賞」では、映画『正体』の演技で、初めての最優秀助演女優賞を獲得した吉岡。
身につけた演技力があれば、実写化の“城塞”も乗り越えられるだろう。