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「私の認識は間違っていた」笠井信輔アナ、古巣フジの調査報告書に衝撃も…“他人事”姿勢指摘も

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記事投稿日:2025.04.07 16:52 最終更新日:2025.04.07 18:25
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
「私の認識は間違っていた」笠井信輔アナ、古巣フジの調査報告書に衝撃も…“他人事”姿勢指摘も

 

 

「隅から隅までフジテレビを断罪していて、大変衝撃を受けました」

 

 4月6日、『そこまで言って委員会NP』(読売テレビ)に出演した元フジテレビアナウンサー笠井信輔氏が、中居正広の女性トラブルに端を発する一連の報道をめぐり、フジの第三者委員会が公表した調査報告書について、冒頭のとおりコメントを発表。約32年間、自身が在籍したフジテレビへの率直な思いを吐露して話題となっている。

 

「1987年にフジテレビに入社した笠井氏は、2019年7月にフジを退社し、フリーに転身しましたが、辞める前の5年くらいは、コンプライアンスは厳しいほうだと感じていたと発言。それだけに、『一部の社員の行き過ぎた行為という認定になるのかと思ったら、まったくそうじゃなかった。フジテレビ社内はハラスメントに対する意識が低くて繰り返されているという。私の認識は間違っていたんだなという』と率直な思いを述べ、『とにかくみなさん、批判だらけの状況になるのは、僕は仕方がないと思っていますし、自分も反省すべき点はあるのかなと思ってます』と語りました」(芸能担当記者)

 

 

 また、笠井氏は一方で、被害女性A氏のケアに当たっていたアナウンス部長・Fアナウンサーが、週刊誌に『被害女性の訴えを握りつぶしたフジテレビの3悪人』という見出しで1人だけ、写真と実名が公表された件にも言及した。

 

「『幹部の人たちは被害女性の方針を決めるときに、面倒を見ていたFアナウンサーから直接話を聞こうとしなかった。自分たちがどういう対応を取るかを決めたときにも、その対応についての方法をFアナウンサーにも報告しなかった。蚊帳の外に置かれてたんですよ。その彼女が被害女性の訴えを握り潰せるわけがないんですよ』と、批判を浴びたFアナウンサーが憔悴しきっていたことを報告しました。

 

 調査報告書が

 

《性暴力を受け重篤な心身状態にある女性への対応をメンタルケアの専門家ではないFさんに任せたことで、大きな精神的負担が生じた。これはフジテレビによるFさんへの人権侵害と評価される可能性もある》

 

 と断じたことを挙げ、『ここはフジテレビにホント言いたいんですけども、彼女のことを実名で、会社として名誉回復をはかるべきである』と力説すると、『(報告書で)いちばん気になったのはどこですか? と聞かれたら、私はそこに反省とともに注目しました』と語りました」(芸能担当記者)

 

 番組内では、共演者のなかで唯一のフジ出身者ということもあって、長い時間を割いてコメントした笠井氏だったが、X上では、

 

《どういう立場でのご発言ですか?あなたは加害者側の人間でしょう。反省すべきは笠井さんあなたの方ですよ》

 

《笠井氏もハラスメントの加害者側だろ。長谷川アナからの指摘も忘れ、他人事のように振舞う姿に苛立ちを感じる》

 

 など、非難が集中してしまう事態となっている。芸能ジャーナリストが語る。

 

「なかでも、一般ユーザーから多くの指摘があがったのが、笠井氏の後輩で元フジテレビアナウンサーの長谷川豊氏が、笠井氏らの導きで自身も上納されたと語った件です。長谷川氏は、2025年2月1日に堀江貴文氏のYouTubeに出演した際、『情報プレゼンター とくダネ!』を担当していた入社数年めに、先輩である笠井信輔アナ・佐々木恭子アナ・タレントのおすぎさんと会食に行ったときの話を披露しました。それによれば、会食後に、おすぎさんが『じゃ』と目配せしながらトイレに行き、笠井氏らは先にエレベーターに乗り込んだそうです。

 

 戸惑う長谷川氏に、笠井アナは『ハセ、そういうもんだから』、佐々木アナは『お夕食代だね』と声をかけて行ってしまい、戻ってきたおすぎさんと長谷川氏だけでエレベーターに乗り込む展開に。そこで、長谷川氏はおすぎから濃厚なキスをされたと話しました」

 

 この堀江氏と長谷川氏の対談動画は、公開わずか2日で480万回再生を超えるほどの大変な反響を呼んだが、笠井氏は、自身のブログを更新して反論。同席していたとされる佐々木アナにも確認をとったと明かしたうえで、

 

《ここで私は、今回取り上げられたようなことはなかったとはっきり表明させて頂きます》

 

 と否定。すると、長谷川氏もXで

 

《イヤイヤイヤ(笑) まぁでもこれが今回の本質のような気もします》、《要は「やった方ってこんなに忘れてる」ってことなんだと思うんですね》

 

 と反論。最終的には、長谷川氏が笠井氏らをフォローする展開になったが、この長谷川氏の上納体験に関わる当事者とされた笠井氏の発言に違和感を覚えた人が多かったようで、Xでは

 

《後輩の長谷川氏とおすぎの問題はどうすんのよ。第三者委員会にその件と思わしきことも書かれてたからね。会社の名誉回復なんでまだ言ってんのか》

 

 との声もあがっていた。

 

 笠井氏の発言には、元警視庁捜査一課の佐藤誠氏もXで《貴方が今会社に求めるのはFさんの名誉回復ではなく被害者に対して「真摯に謝罪をしろ」と促すことではないのですか? マジでイライラするよな》と一言。番組内で、長尺でFアナウンサーの名誉回復を訴えた笠井氏だったが、残念ながらその思いは多くの視聴者に届かなかったようだ。

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