フジテレビ、今度は『イット！』青井実キャスターの “パワハラ”発覚…NHK時代に囁かれた「体はLL、態度はXL」イメージ払拭ならず

 

　渦中のフジテレビで、今度はパワハラ問題だ。

 

　4月9日、フジテレビは夕方の報道番組『Live News イット！』（以下『イット！』）でメインキャスターをつとめる青井実アナに「不適切な言動」があったことを公表した。同局は2月から調査をおこない、以下の事案があったとしている。

 

・2024年5月ごろ、番組リハーサル中に、フリップの演出が上手くいかなかったことに対し、強い口調でスタッフを叱責した

 

・2024年10月、放送終了直後、速報ニュースの対応をめぐり、自身がつけていたピンマイクを強い調子でキャスター台の上にある箱に放り投げ、その後、同番組で勤務する社員及びスタッフに対して、相当に厳しい口調で叱責した

 

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　青井アナは4月9日に放送された『イット！』に出演。「日々ニュースをお伝えする報道の現場で、当日、速報ニュースに対応する中で、スタジオで叱責や不適切な言動をしてしまいました。制作陣や仲間に対して、私自身の言動について深く反省しており、申し訳なかったと思っています。本当に自分の未熟さが出てしまったと痛感しています」と語り、謝罪した。

 

　青井アナは2024年2月にNHKを退職。フリーになり、同年4月から『イット！』のキャスターをつとめている。

 

　NHK時代は『ニュースウオッチ9』のキャスターとつとめるなど、看板アナのひとりだった青井アナ。祖父は丸井の創業者で、青井アナ自身も慶應幼稚舎から普通部、高等部、大学まで慶應一筋というピカピカの御曹司だ。長身でイケメンとルックスも完璧だが、局内の評判は芳しくなかったという。

 

「“俺様”的な振る舞いが目立っていましたね。局内でもラフなシャツを着て第2ボタンまで開ける。しかも履いているのはサンダル。エレベーター内では大声で話すので、かなり浮いた存在でした。身長も180cmを超えていたことから『体はLL、態度はXL』と言われていましたよ」（NHK職員）

 

　加えて、『ニュースウオッチ9』を途中降板し、無許可で親族企業から役員報酬を得ていたことで厳重注意を受けた末のNHK退職だったこともあり、ネガティブなイメージはなかなか消えないようだ。

 

「『イット！』のキャスターに就任する際には、同番組に出演している宮司愛海アナが『（青井は）背は高いですけど腰が低くて、人の話を聞く姿勢がとてもいいです』と、『態度はXL』との評判を否定。イメージアップに必死でした。

 

　しかし、『イット！』は視聴率で大苦戦。深夜番組並の数字となっています。さらに今回の件で、視聴者離れが加速するのでは」（芸能記者）

 

　フリーになっても抜けなかった“ボンボン気質”が仇となったようだ。