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【あんぱん】放送後の“朝ドラ受け”が連日大盛り上がりで前作との「違い」が浮き彫りに

NHK『あさイチ』でMCを務める博多華丸・大吉
4月16日放送のNHK『あさイチ』は、こんなトークで始まった。
博多華丸「いやぁ、言うんやね。大体“またぐ”でしょ、結果は」
鈴木奈穂子アナ「ああ、確かに(笑)」
博多大吉「出し惜しみなしにね。入選しました、おめでとうございますって」
鈴木アナ「10円?いくらぐらいなんだろう?」
大吉「当時の大卒の初任給が90円ぐらい。大体20万円ぐらいの換算で」
鈴木アナ「すごい!調べましたね」
大吉「昭和10年、うちの会社が雑誌を出してた時代ですけど。2、3万円かな、今の時代で言うと」
いわゆる“朝ドラ受け”だ。この日放送のNHK連続テレビ小説『あんぱん』第13話では、崇(北村匠海)が新聞社に応募した漫画が入選し、賞金10円をもらった場面がラストシーンだった。3人の朝ドラ受けはさらに続き、ヒロイン・のぶ(今田美桜)の髪型などで盛り上がった。
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前日の『あんぱん』第12話の朝ドラ受けは、のぶの同級生のガキ大将たちが、華丸大吉の2人に似ているという話題で、さらに大盛り上がりだった。
朝ドラをこの“受け”とセットで楽しみにしている視聴者は多く、朝ドラ受けの話題がXのトレンド入りをすることもたびたびだが、『あんぱん』の放送開始後、Xではこんな声が……。
《あさイチの朝ドラ受けがなんかいきいきしてる》
《あんぱんになってからあさイチの朝ドラ受け 毎回盛り上がるよね》
《朝ドラがあんぱんになってから朝ドラ受けが楽しそうだわ》
《朝ドラ受けで、みんなで拍手してるなんて初めて見た!おむすびでは決してなかった光景。大吉先生も嬉しそう》
前作『おむすび』の「受け」との違いを感じている視聴者が多いようだ。
「確かに、『あんぱん』になってから朝ドラ受けは、前作『おむすび』より盛り上がっているように感じます。しかも、『あんぱん』が始まった3月31日以降、4月16日まで『あさイチ』では毎回朝ドラ受けがあるのです。金曜はプレミアムトーク企画で、朝ドラ受けがないのが普通です。しかし、俳優の鈴木亮平さんがゲストだった4月11日にはしっかりと『あんぱん』の話をしていました」(テレビウオッチャー)
前作との違いは数字上でも明らかだという。
「『おむすび』は第2週の第7話、第9話で早くも朝ドラ受けがなく、冒頭から特集で始まっています。また、第1週、第2週の金曜にも朝ドラ受けはありませんでした。『おむすび』は第13話までで、朝ドラ受けは8回(うち1回は祝日で『あさイチ』休止)。『あんぱん』は第13話まで、すべて朝ドラ受けありとなっています」(前同)
特に『おむすび』の後半になると、朝ドラ受けの回数が激減。トークも盛り上がらず、Xには《久しぶりの朝ドラ受けだけど、コメントに困ってそうな面々》《なんで朝ドラ受けがこんなにつらそうなのあさイチwwww》という声があがることさえあった。
4月15日放送の第12話の視聴率は15.9%で、放送開始後最高を記録した『あんぱん』。初回の視聴率が最高で、あとは下落を続けた前作との違いは明らかだ。