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中森明菜、知人写真家が明かす「16年ぶりライブ」直前リハーサルの舞台裏「酸素吸入しながら」3日の予定が4日に

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記事投稿日:2025.04.21 19:31 最終更新日:2025.04.22 20:33
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
中森明菜、知人写真家が明かす「16年ぶりライブ」直前リハーサルの舞台裏「酸素吸入しながら」3日の予定が4日に

ジゴロックに出演した中森明菜(写真・公式Xより)

 

 昭和の歌姫が戻ってきたーー。

 

 4月19日、20日に大分市で大型野外ロックフェス「ジゴロック」が開催された。スキマスイッチや氷川きよし、電気グルーヴなどが盛り上げを見せるなか、大歓声をあびたのは中森明菜だ。2日間にわたり、自身初となる野外フェスで圧巻のパフォーマンスを見せた。初日に参加した観客が、興奮気味に状況を語る。

 

「少し照れた笑顔を見せながら登場した明菜ちゃんは、黒のブーツにタイトパンツ、そして白地のシャツに柔らかい羽のような装飾が施された衣装で、まるで不死鳥を感じさせる雰囲気でした。会場が一瞬にして、中森明菜の世界に変わったのを感じました。

 

 代表曲のひとつである『DESIRE』を1曲めに披露すると、つけ爪が取れるハプニングが発生したのですが、明菜ちゃんがつけ爪をステージから投げて『どこいった?』とお茶目な様子を見せてくれました。また、『愛撫』を歌う前に、一緒にステージに立った小室哲哉さんに駆け寄って行ったのですが、段取りが違ったようで、小室さんに『“愛撫”はいまから歌うよ』と言われていました(笑)。

 

 

 アンコールでは、明菜ちゃんが積極的に『盛り上がれ、盛り上がれ!』ってテンションを上げて、『TATTOO』を歌いきり、ボルテージは最高潮でした。全部で4曲を披露してくれました。

 

 パフォーマンス中は、ステージをめいっぱい動いて手を振ったり、投げキッスをしたり、深々とお辞儀したり、まさに躍動していました。小室さんは、この日を明菜ちゃんの“リスタート”と言っていて、歌姫の完全復活に心が躍りました」

 

 中森は、2017年から体調不良を機に活動休止し、2022年8月に“復活宣言”を果たした。ファンクラブ限定のイベントで6年半ぶりに“生歌唱”を披露していたが、ライブに出演したのはじつに16年ぶりだ。

 

 彼女をデビュー時から知る写真家・YAHIMONときはる氏は、中森のリハーサル時の様子をこう語る。

 

「明菜は“歌うときの声帯”と“しゃべるときの声帯”を分けられる体質なのですが、後者が万全ではない状態のようで、スローで少しずつでないと、しゃべるのが苦しくなり、つらいようです。リハーサルは14日の午後から都内のスタジオでおこなわれたのですが、酸素吸入しながら進めたと聞いています。本番では酸素吸入なしでパフォーマンスできるように、当初は3日間のリハーサル予定が4日間に延び、18日午前の飛行機で大分入りしました。

 

 ジゴロックでは、負担をかけないために運営側はあまりMCがないセットリストを明菜に勧めましたが、『MCがないと口パクだと思われそうで、ファンに失礼』と、最後までトレーニングにこだわりました。その結果、大勢のファンの前で生パフォーマンスを披露できたわけです。完璧主義なところは、まったく変わっていないです」

 

 ファンはこの瞬間を”じれったい”ほど待ちわびていた。

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