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指原莉乃、“サシハラスメント”の謝罪タイミングに疑問殺到…SNSで炎上も1年以上“スルー”

突然、過去のハラスメントについて謝罪した指原莉乃
4月18日、元「AKB48」の指原莉乃が、タレントのSHELLYのYouTubeチャンネルに出演した。過去に炎上した自身の言動に言及したのだが、その“タイミング”が疑問視されている。
動画内では、かつて『今夜くらべてみました』(日本テレビ系)で共演していた2人がバラエティ番組での立ち位置や振る舞いについて振り返る流れに。
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指原は「今、すごく後悔しているやつでいうと、後輩とかにキスしたりとかっていうアイドル同士のコミュニケーションがあって……」と切り出した。
「指原さんは、2014年に放送されたHKT48の冠バラエティ番組『HKT48のおでかけ!』(TBS系)にMCとして出演していました。番組内で、当時10代だったHKT48メンバーが、指原さんがスキンシップと称して強引にキスしたり、頬を噛むことを暴露したのです。
当時は、自身の名字と『ハラスメント』をかけ、“サシハラスメント”と称して、笑い話として語っていましたが、今回の動画で、そうした言動をエピソードトークのネタにしておもしろがっていた、と謝罪。『当然、大人になってからはいっさい言ってないし、そういう絡みも絶対にしないようにしている』と説明したのです」(芸能記者)
指原が自らの“サシハラスメント”に言及するのは今回が初めて。10年以上が経ち、言動について思い直したことを指原は強調していたが、Xでは
《散々Xで指摘されたのに無視決め込んでたくせに》
《1年くらい沈黙つづけてネットの炎上もひいて、みんな忘れたかな?ってからようやっと発言するとかないわ》
《フジテレビの一連のあれでとんねるず タカさん 憲武まで過去のこと 炙り出されたからサシハラスメント自分から反省してます発言》
《この人の嗅覚はすごいな。ワイドナショーが終わったタイミングで、いつか蒸し返されるから一度は話さないといけない、「あの時に謝ってます」って既成事実を作ると》
など、謝罪のタイミングに疑問を抱く声が殺到したのだ。
このサシハラスメントは、過去に物議を醸した。2023年12月29日の情報番組『ワイドナショー』(フジテレビ系)に出演したときのことだ。
「当時、ダウンタウンの松本人志さんが2015年におこなったとされる性加害疑惑が取りざたされていましたが、SNSでは過去の出来事の蒸し返しだとして、被害者を批判するような意見が見受けられました。
指原さんは『時間が経っても同じように扱うべきだと思うので、被害者とされる方に寄り添ってもらえるような雰囲気になったらいいのになと思います』と、そうした論調に苦言を呈したのです。
ところが、その後、SNSで2014年の『HKT48のおでかけ!』で、指原さんがまだ13歳だったメンバー3人の口にキスをする切り抜き動画が拡散されました。当時のXでも、『女性同士だから許されるのか?』と、指原さんの行為に疑問が寄せられていましたが、指原さんは沈黙を貫いてたんです。この対応に違和感を覚える人もいたのでしょう」(前出・芸能記者)
それから1年以上経過した後での指原の謝罪に厳しい目が向けられたのは、最近のテレビ業界を取り巻く状況も関係しているようだ。
「3月31日、フジテレビなどが設置した第三者委員会が調査報告書を公表し、中居正広さんと元フジテレビの女性アナウンサーをめぐるトラブルを性暴力と認定しました。報告書では、類似事案として、10年以上前に“有力な番組出演者”がフジテレビの女性社員の前で下半身を露出したことも明らかになりました。そして、その番組出演者とはとんねるずの石橋貴明さんであることを4月9日に『週刊文春』が報じました。その一週間後、石橋さんは謝罪コメントを発表しました。中居さんや石橋さんの過去の言動が批判を集めるなか、指原さんが突如、10年前のことに触れたので、“リスク回避”のように受け取る人もいたのかもしれません」(前出・芸能記者)
現在は、10人組女性アイドルグループ「=LOVE(イコールラブ)」などのプロデューサーを務める指原。
同グループのデビュー直後の2018年8月には、当時メンバーの齊藤なぎさ(2023年卒業)が投稿した指原が抱きついた写真を引用し、自身のXで《HKTのメンバーだったら毎日膝にのせて離さないレベルのアレ》と“サシハラスメント”を狙うような内容をポストしていたのだが……。
ようやく、プロデューサーとしての認識をアップデートさせたようだ。