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八代亜紀さん“問題のアルバム”発売強行後に相次ぐ「高額転売」フリマサイト“一斉削除”も続く“いたちごっこ”

八代亜紀さんのアルバム発売をめぐりトラブルが起きている
4月21日、故・八代亜紀さんのプライベートヌードを掲載しているとして問題視されているベストアルバム『八代亜紀 お宝シリーズ第一弾 忘れないでね』が発売開始された。
発売元であり、八代さんのヌード写真の権利を有すると主張するニューセンチュリーレコードは、大手レコードショップや通販サイトでの購入はできない情勢でも強気を崩していない。4月12日時点で電話取材した際、同社の早川寛社長は「発売はしますよ。ただ、全国のレコード店などに出すのではなく、直販です。現金書留を送っていただければ、販売しますし、やめることはありません。この商品は問題のないものです」と強調しており、その言葉どおりに発売に踏み切ったかたちだ。
現在は、ニューセンチュリーレコードに電話をかけてもつながらない状態であり、サイトのトップ画面には《ただ今 マスゴミやクレーマーなどからの電話攻撃により電話が繋がりにくい状態に成っています》と書かれている。
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発売直後、オークションサイトではこのCDの高額転売が急増した。
「Xでは、八代さんの問題のアルバムが転売されている様子が、22日に多く投稿されました。その投稿を見てみると、元の値段は税込み3700円であるにもかかわらず、多くが1万円以上の値段設定をしています。
なかには、3万円以上で出品されているものもあったようですが、Xに投稿されたフリマサイトの様子では、すでに売れていたようです。そこまでしてでも買いたいという人がいるのでしょう。レコード会社から直販で買った人も、転売目的だった人が多かったのではないでしょうか」(芸能記者)
だが、こうした転売劇も、一瞬で消えたようだ。23日現在、フリマサイトで「八代亜紀 忘れないでね」と検索しても、販売済みの商品を含めてヒットしない状態になっている。
「大量の転売を受け、フリマサイトが対応をとったのかもしれません。それでも一時は、ほかのアルバムとの抱き合わせにする出品者や、商品名をぼかすなどして対策をすり抜けようとする出品者も見られました。今後も、フリマサイトとのいたちごっこは続いていくのだと思います」(同前)
天国の八代亜紀さんは、この騒動をどう思っているだろうか――。