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4月ドラマ「最後までみたい」ランキング!阿部寛、北川景子主演作を抑えた1位は「リアルな悩み」を描いた“話題作”

日曜劇場『キャスター』(TBS系)で主演をつとめる阿部寛
4月に始まったドラマも、そろそろ中盤を迎える時期となった。それぞれの作品の評価も定まりつつあるということで、本誌はアンケート調査を実施。「最後までみたいドラマはどれ?」を、全国のドラマ好きの20代か60代の女性500人にきいた。
対象としたのは、4月スタートで、プライムタイムに放送されている16作品。そのなかから、もっとも「最後までみたい」と思うドラマをひとつだけ選んでもらった。
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では、「最後までみたいドラマ」トップ5から見ていこう。
【第5位】『波うららかに、めおと日和』37票
主演・芳根京子 フジテレビ系 木曜22時
「主人公のふたりが純粋で可愛らしい。心がしんどくなるような描写が少なく、安心してみられる」(20代・学生)
「昭和初期の雰囲気が良く、朝ドラみたいにピュアなストーリー。キュンキュンします」(30代・主婦)
舞台は昭和11年。新婚夫婦の甘酸っぱい時間を描くハートフルなラブコメ。アンケートには「キュンキュンする」「ピュア」などのキーワードが目立った。
【第4位】『続・続・最後から二番目の恋』51票
主演・小泉今日子、中井貴一 フジテレビ系 月曜21時
「このシリーズはずっと見ている。それぞれのキャラクターが歳を重ねていくところに、しみじみとしたおかしみを感じる」(60代・無職)
「またこのドラマがみられるとは思わなかった。セリフの掛け合いが良く、大人が楽しめるドラマだと思う」(50代・会社員)
2012年に第1期、2014年に第2期が放送され、その11年後を描いた第3期め。やはり前作から続けてみているという意見が多かった。
【第3位】『あなたを奪ったその日から』60票
主演・北川景子 フジテレビ系 月曜22時
「北川景子さん見たさに見始めましたが、ハラハラする展開で、次が気になって仕方ありません」(20代・公務員)
「重いテーマのドラマですが、北川さんの出演するにあたっての思いや覚悟の記事を読んで、最後までみようと決めました」(50代・パート)
北川は第2子出産後初の連続ドラマ出演。食品事故で子どもを失い復讐を果たそうとする母親を演じている。「北川景子がきれい」との意見多数。同性からの支持の高さがわかる。
【第2位】『キャスター』68票
主演・阿部寛 TBS系 日曜21時
「阿部さんのファンです。日曜劇場は期待を裏切らない」(60代・会社員)
「阿部さんのドラマはハズレがないと思っています。先の読めないストーリー展開に引き込まれます」(30代・会社員)
テレビ局の放送番組を舞台に、闇に葬られた真実を追求し悪を暴いていく社会派エンターテインメント。「阿部寛のファン」「日曜劇場だから」という意見が多数。
【第1位】『対岸の家事~これが、私の生きる道!~』78票
主演・多部未華子 TBS系 火曜22時
「自分にも子どもがおり、自分に重ね合わせて見ています。共感できるところがたくさんあります」(20代・公務員)
「多部未華子さんが大好きです。子どもを持つということで生まれるリアルな悩み。勉強になります」(20代・無職)
「自分も主婦として、同じようなステージにいるので、主役の家庭やまわりの家庭の気持ちもよくわかります」(30代・パート)
多部は『私の家政夫ナギサさん』以来、約5年ぶりのTBS火曜ドラマ主演。2歳の娘の育児と家事に奮闘する専業主婦が、働くママや育休中のエリート官僚パパなど、価値観がまるで違う人たちと出会い、家事を通じて繋がる姿を描いている。アンケートで多かったのは「共感」という言葉。TBS日曜劇場を上回る人気となった決め手は「共感力」だった。