
朝ドラ『あんぱん』ヒロインの妹役を演じる河合優実
5月8日に放送されたNHK連続テレビ小説『あんぱん』第29話が話題になっている。
豪(細田佳央太)に召集令状が届き、朝田家で壮行会が開かれる。豪への想いをなかなか伝えられない蘭子(河合優実)だが、壮行会を抜け出した豪を追いかけ、「もんてきてよ(戻ってきてよ)、絶対」と声をかける。すると豪は「もんてきたら、わしの嫁になってください」とーー。
想い合っていながら、もどかしい関係が続いていた二人が、ついに結ばれた場面だった。Xでは
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《今日の豪と蘭子のシーンはNHK朝ドラ史上に残る名シーンだったと思う》
《何回見ても涙が止まらない!!!蘭子と豪ちゃん!!!神回!!!》
などの声が並んでいる。この“激アツ展開”に「朝ドラの大ファン」を公言しているサバンナの高橋茂雄は同日夜、Xを更新。
《今日の「あんぱん」よすぎました!号泣やん。蘭子と豪ちゃんのシーンよすぎました!!》
と興奮気味に賛辞を送った。高橋は続けて
《豪ちゃんに言われた後の、蘭子の手を頭にもっていくところ。手カデミー賞受賞!!》
と、河合の演技を激賞している。Xには、高橋以外にも河合の演技について
《河合優実ちゃんの蘭子 目の動き、手の震え、全ての表情、絶妙な言葉の間、もう演技とかじゃない。蘭子そのもの。凄いよ!とにかく凄い!朝から号泣じゃ…》
《この場面、蘭子の動揺するしぐさが河合さんの表現力の素晴らしさを十分に感じさせました。まず、後ろにずり下がる様子。髪に手をやるクセがある蘭子はさらに顔にも手を回して。嬉しさと驚きが同時に出ている表現力が本当に素晴らしいです。気持ちが伝わります》
《この仕草に鳥肌がたった。主演の今田を食っている河合優実恐るべし。天才》
と、絶賛の声があふれている。
ヒロインの今田美桜以外にも河合や北村匠海、阿部サダヲ、竹野内豊、松嶋菜々子など豪華キャストが揃う『あんぱん』。ラブストーリーの名手・中園ミホ氏の脚本も好評で、第29話までの平均視聴率は15.3%と、前作『おむすび』の全話平均13.1%を大きく上回っている。5月2日放送の第25話は16.5%で、番組開始以来の最高を記録。朝ドラ視聴率の16%台は、『おむすび』第5話(10月4日)以来、7カ月ぶりだ。
5月12日から第7週「海と涙と私と」に突入する『あんぱん』。来週も楽しみだ。