「WEST.」、桐山照史結婚後初の新曲も「売り上げ大幅ダウン」の衝撃“メンバー総出演映画”も苦戦の不穏

 

　5月10日、7人組アイドルグループ「WEST.」が音楽番組『with MUSIC』（日本テレビ系）に出演し、新曲を披露した。この新曲をめぐって、悲嘆するファンもいるようだ。

 

　WEST.が歌唱したのは、7日にリリースされたシングル『ウェッサイソウル！/BIG LOVE SONG!』から『ウェッサイソウル！』だった。

 

「どんな逆境にも負けない“ネバーギブアップ”な魂を描いたファンキーな楽曲で、ウルフルズのトータス松本さんが作詞、作曲を手がけました。5月2日から公開中で、7人が主演を務める映画『裏社員。-スパイやらせてもろてます-』（以下、『裏社員。』）の主題歌にも使われています」（スポーツ紙記者）

 

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　明るいテイストの新曲はファンからも好評だ。一方で、Xでは

 

《フラゲで16.1万枚 だいぶ売り上げ落ちたなぁ》

 

《また売上落ちたのか…》

 

《WSET.のCD売上悪すぎるなぁ》

 

《シングル売上えげつなくて泣ける》

 

　など、売り上げの低調を嘆く声も見受けられる。2014年にCDデビューしたWEST.は、4月24日に11周年を迎えたばかり。『ウェッサイソウル！』は、2025年に初めて出したシングルなのだが……。

 

「5月6日付の『オリコンデイリーシングルランキング』で1位を獲得し、初日売り上げは16万1920枚を記録しました。しかし、2024年9月に発売したシングル『まぁいっか！』の初日売り上げは19万2216万枚だったため、前回より3万枚下回ることになったのです。

 

　WEST.では、桐山照史（あきと）さんが2025年1月、元女子バレーボール選手の狩野舞子さんと結婚しました。しかし、3月に結婚後初となるアルバム『A.H.O-Audio Hang Out-』の初週売上が18.3万枚と、2023年のアルバム『POWER』の24.9万枚からダウンしたのです。アルバムに続き、シングルの売り上げも下がったことから、桐山さんの結婚による影響は少なからずあったと考えられます」（芸能記者）

 

　今回の新曲は、7人の主演映画『裏社員。』の主題歌でもある。同作の監督は、田中圭が主演を務める人気シリーズ『おっさんずラブ』（テレビ朝日系）などを手がけた瑠東東一郎氏が務めた。注目作となったが、こちらも苦戦を強いられているようだ。

 

「5月2日から4日に集計された映画動員ランキング（興行通信社調べ）では、6位にとどまりました。公開日はゴールデンウィーク期間と重なっていましたが、伸び悩んでしまったようです。『ウェッサイソウル！』は発売から3日経ち、少しずつ売り上げを伸ばし、20万枚には到達すると思われます。しかし、グループのメンバーが総出演した映画、その主題歌の反響としては、一部のファンにしこりを残すものになってしまったのかもしれません」（前出・芸能記者）

 

　WEST.はデビュー以来、ひとりもメンバーが脱退せず、10周年を迎えた。アニバーサリーイヤー後も、メンバー7人の映画が製作されるなど、仕事は途切れないように見える。しかし、前出の芸能記者はこう語る。

 

「旧ジャニーズ事務所時代から、2003年にV6の『ハードラックヒーロー』、2002年に嵐の『ピカ☆ンチ LIFE IS HARDだけどHAPPY』、2022年にSnow Manの『おそ松さん』など、デビューして数年のグループによる主演映画を制作するケースは多かったです。その点、WEST.のように10年以上活動するグループの主演映画は、近年ではめずらしい印象です。それだけ、STARTO ENTERTAINMENTも売り込みに力を入れているといえますが、桐山さんの結婚による“影響”をうかがわせるものになってしまいました」

 

　たくさんの人を“ええじゃないか”と納得させる結果を出し続けるのは難しいようだ。