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ジャンポケ斉藤だけじゃない! よしもと退社芸人たちの「その後」に広がる大落差…宮迫、岩橋は厳しい再スタート、成功組の筆頭は?

吉本興業を退所した芸人たちの第2の人生は、明暗がくっきりと分かれている。なかでも “やらかし組” の再出発は険しいものがある。
2024年に性加害疑惑が報じられ、退所した元ジャングルポケットの斉藤慎二被告もその1人だ。
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「4月からバームクーヘンの移動販売で再スタートを切りました。販売は好調ですが、『週刊女性プライム』が、群馬県の有名バームクーヘン専門店『GARBA Cafe ガルバカフェ』の商品を仕入れ価格を上乗せした高値で “転売”しているのではないかと報じました。
ただ、FLASHの取材によると、実際には製造元と合意のうえで正規に販売していることが判明。疑惑は晴れたものの、この先、長期にわたって売り続けるのは険しい道のりでしょうね」(芸能担当記者)
そんな “やらかし組” として、苦しい再スタートを切っている芸人はほかにもいる。
「2024年2月、SNSでの暴言などにより契約を解消された元プラス・マイナスの岩橋良昌さんもそうでしょうね。現在は『シャドウ岩橋』としてピン芸人に転向して、企業のイベントMCやパチンコ店の営業などでしのいでいるそうです。
世田谷に建てた3階建ての豪邸を手放し、いまは実家のある大阪で家賃5万円の8畳1Kのアパート暮らしを余儀なくされています。
ほかにも、2019年に闇営業問題で退所した元雨上がり決死隊・宮迫博之さんは、YouTube活動と並行して、高級焼肉店『牛宮城』を東京・渋谷に開店。当初はまったく予約できないと騒がれましたが、いまはだいぶ落ち着いています。
さらに、五反田や北海道にあったたこ焼き店『みやたこです』は、相次いで閉店。5月6日には、渋谷スペイン坂のオムライス専門店『オムサコライス』が漏水を理由に閉店しましたが、実際には経営も厳しかったようです」(同)
その一方、自らの意志で退所し、安定した活動を続けている芸人もいる。
「なかやまきんに君は2021年に退所し、筋肉キャラを武器にYouTubeやCM、プロテイン販売などで幅広く活躍。営業の現場では圧倒的な人気を誇り、安定した収入を維持しています。成功組の筆頭と言えるでしょう。
昨年11月、自分の力を試したいと契約を自ら解消したエハラマサヒロさんも、家庭を前面に出した “子だくさん家族” 動画が人気で、テレビも継続的に露出。退所後もファミリータレントとしての立ち位置を確立しています。
同じく、ブランディングで成功したのが、2020年に退所した中田敦彦さんです。辞めた背景には、ダウンタウン松本人志さんとの確執も大きかったと言われていますが、現在は登録者数546万人を超える人気チャンネルを運営し、退所前より稼いでいるはず」(スポーツ紙記者)
昨今の動向を鑑みて、芸能プロ関係者がこう総括する。
「退所後に生き残れるのは、自分の “強み” を明確に持っていた芸人たち。一方で、お笑い一本でやってきた芸人ほど、飲食業などさまざまな仕事に飛びついてしまいがちですが、事業経験もない場合が多く、安定するのは難しいですね」
この後、退所する吉本芸人は、なにかしら稼げる “準備” をしておいたほうがよさそうだ。