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“迷惑系”インフルエンサーの「電車内で大音量スピーカー」動画が大炎上…TikTok悪用が流行“バズりたいだけ”問われるモラル

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記事投稿日:2025.05.13 21:20 最終更新日:2025.05.13 21:46
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
“迷惑系”インフルエンサーの「電車内で大音量スピーカー」動画が大炎上…TikTok悪用が流行“バズりたいだけ”問われるモラル

物議を醸している“迷惑系インフルエンサー”の「せんぷう」(本人のTikTokより)

 

 突然、電車内で大音量の音楽をかき鳴らし、周りにいた人が困惑した表情を浮かべる──。5月初旬から、こんな動画がSNSで散見され、物議を醸している。

 

 発端となったのは、TikTokのフォロワー数が8万人を超える女性インフルエンサーの「せんぷう」が、5月9日に自身のInstagramとTikTokに投稿した動画だ。

 

 

「電車に乗ったせんぷうさんが、屋外で使用するワイヤレススピーカーで、ロシアの若手アーティストのベツィさんとマリア・ヤンコフスカヤさんの楽曲『Sigma Boy』をかけ始めました。音楽をかけたまま駅のホームに降りると、乗客の一人がスピーカーを蹴り飛ばし、駅員が注意するものの、スピーカーを止めずに歩くせんぷうさんの様子が映し出されていました」(芸能記者)

 

 この動画はSNSで拡散され、多くの人の目に触れることになった。Xでは、

 

《公共場ですることではない うるさいなぁ!やっていいこととダメなこともりかいできなあのかなぁ?》

 

《こういう迷惑系ってやってて楽しいんか》

 

《TikTokって、こういう人たちがやらかしてる醜態を見て楽しむものなんですかね?》

 

《バズれば勝ちみたいな構図なんとかならんのか》

 

 など、批判の声が多数あがり、炎上する事態に。電車内での“迷惑動画”で、にわかに注目を集めることになったこの女性は、何者なのか。

 

「金髪のボブカットがトレードマークで、TikTokに多数動画を投稿しています。ただ、動画の内容は、屋外でテイクアウトした吉野家の牛丼を食べてゴミを放置したまま帰ったり、原宿の竹下通りの水たまりで泳ごうとするなど、批判が寄せられるものが多いです。いわゆる“迷惑系インフルエンサー”と見る人もいます」(前出・芸能記者)

 

 彼女が“主戦場”にするTikTokは、2017年に日本でのサービスを開始。最大3分で誰でも手軽に動画を作成し、BGMなども編集できる利便性が人気だ。

 

 10〜20代の若年層を中心に流行し、2018年の新語・流行語大賞で「TikTok」がノミネートするなど、社会現象を巻き起こした。ただ、投稿される動画に関して、こんな懸念も……。

 

「短い時間で“バズる”動画を作るためか、街中やテーマパーク、公共施設などで動画を撮影する人も増えており、マナーが問題視されています。2022年にも、ディズニーランドやユニバーサル・スタジオ・ジャパンの多くの人が行きかう場所で、TikTokに投稿するための踊る動画を撮影する迷惑行為が物議を醸しました。

 

 今回注目された電車内の動画に関しても、以前から外国人TikTokerが満員電車でスピーカーで音楽を流し、バク転する様子を投稿していました。せんぷうさんは、そうした動画を模倣したものと思われますが、改めて公共の場で動画を撮影する際のモラルが問われたといえます」(前出・芸能記者)

 

 周りの迷惑にならないように撮影され、見る人を笑顔にする動画が増えることを期待したい。

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